あらすじ「鬼でもいい、もう一度あの人に触れたい――」親戚の口利きで宮中で働くことになった、下級武士の東雲真古人。与えられた仕事は、最近都に現れる鬼を倒すこと!夜の都で鬼に遭遇した真古人が、鬼の腕を切り落とすと、そこには見覚えのある傷跡が。それは幼い頃、身分違いの幼馴染が木から落ちた自分をかばってつけた傷にそっくりで――。平安末期を舞台に彩られる、【鬼×武士】の再会恋物語。