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生きる行為は、悪気を吸うことだと論じている狗堂仁(くどう・じん)。政界の陰のドン・早馬道山にスカウトされた狗堂は、次の政局を左右する西山田市長選に選対として送り込まれた。与党民自党の古村は、無所属の片山と戦っている。狗堂はこのままでは大敗すると宣言、秘密裏に活動を開始した。本当の敵は、野党連合や片山ではなく、早馬の操る副総理・猿丸の失脚を狙っている、幹事長の猪辺である。敵の選対は、黒岩。まず狗堂は、スパイの女子事務員を突き止めた。
敵の優勢がピークに達したのを見計らって、攻勢に移る狗堂。各省庁の幹部や、映画監督、俳優を応援に呼ぶ。片山にセクハラスキャンダルを流して、古村のネタを握っている、ラブホテル経営の小室は買収した。選挙は勝利確定!だが恵美子は、黒岩に惨殺される。黒岩は、狗堂の母を殺した相手でもあった。猪辺は入院し、PKO法が成立。休みを取った狗堂は、黒岩を破滅させる計画を進める。
阿部を繋ぎに頼み、変装した狗堂は三友の倉田常務として黒岩と会った。自分が社長になるためのプロジェクトだと納得させ、7日以内に地上げが成功すれば400億円を出すと約束する。買い付け証明も出すが、あくまで極秘にと釘を刺した。資金集めに必死となった黒岩は、鬼神の元に出向いて日に1割の利子で百億円を借りる。阿部は礼金の2億円を受け取って姿を消した。裏金まで積んで地上げをやり遂げた黒岩は、三友に行くが、そこで初めて罠にはまったことを知った。
エリツィン・ロシア大統領の訪日が中止となった。アメリカによる日本包囲網計画の一環?そうと感づいた外務大臣の辰本が、工藤に接触してくる。”多川疑惑”で、猿丸の金脈が追求され、暴露文書がマスコミに送られ始めた。CIAの工作だが、早馬は気づかなかった!総理にしてくれと頼む辰本に、狗堂は黒岩の地上げした契約書を渡す。これを三友に500億円で買わせろと。一方鬼神は、革命を起こそうとしていた。私兵にCIA支部を襲わせ、工作員4名を殺害する。
多川疑惑の怪文書がマスコミに流れ続けるなか、日本叩きの先鋒ダン・マッケイがモーリスと共に来日。狗堂に、アメリカの言いなりになる日本政府を作れと要求する。予算が通過し、国会は解散した。早馬が脳溢血で倒れる。辰本とマッケイの会見で、狗堂はCIAの持っている戦後日本の全秘密資料を渡すように要求した。その代わりに、鬼神の革命計画を潰すと約束。米特殊部隊が鬼神邸を攻撃し、革命軍は撤退した。