あらすじ
その日…人類の歴史は唐突な終焉を告げた。謎の隕石群の落下とともに奇妙なガスが発生。未知の現象により現れた ”屍生者(リバーサー)”に世界は席巻されてしまう。 そして、時は流れて……屍生者から逃れた人々は、壁を築き、あるいは荒野に分断されて暮らしていた。そんな荒野の村が”屍生者”に襲われる。そこに忽然と現れた少女が”屍生者”を瞬く間に一掃。少女は二人の魔改造した”屍生者”を従え、この大災厄から地上を救う鍵が眠るという「とある場所」を目指す旅の途中だった ──終末世界最強JKが、拳一つでゾンビを滅殺! 究極のデスロード・バトル!
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よ、要素が…!要素とルビが多い!! 大量のゾンビ・屍生者(リバーサー)と不死英雄(ヒーロー・オブ・ザ・デッド)と呼ばれる蘇った英雄に支配された世界!救うのは100年のコールドスリープから目覚めた女子高生シロガネ・シオン!彼女は聖なる力で悪を屠る聖葬拳士(グレイブ・グラップラー)なのだ!なんて元気の出るあらすじ! 1巻に出てくる敵幹部、死闘士(デスナイト)はマリー・アントワネットとジル・ド・レェ、一方味方の聖葬拳士(グレイブ・ナイト)は宮本武蔵と服部半蔵とメンバーの格はいきなりクライマックスで、バトルは大迫力です。ちょっとネタバレですが『朕は国家なり』を使うボスも出てきますよ。惜しみないですね。 シオンのキャラクターデザインは『楽園追放』の齋藤将嗣さんデザインだけあってツボが抑えられてます。聖煌氣(セラフィックアウラ)を使って変身するエロカワカッコイイコスチューム聖鎧布(アウラギア)のデザイン、間違いがないですね。 1巻はイカれたニュートンがリンゴを掲げて「このリンゴも世界も全ては我らがグールゾンの手に落ちる」と宣言するところで終わり。そんなカツ丼みたいなマンガです。ホビージャパンを信じろ。漢字にカッコイイカタカナが振ってあったら楽しい!という人に手に取っていただきたいですね。