あらすじ「俺が行かなかったから、寂しかったのか?」旦那様となった玖郎は、初夜のあとも相変わらず冷たい態度。それでもめげずに歩み寄ろうとするいなほだけれど、なかなか上手くいかない。そのくせ玖郎は毎晩いなほの部屋にやってくるので、いなほはすっかり翻弄されていた。そんなある日、境内で巫女に向かって優しく笑う玖郎の姿を目撃してしまい……。