あらすじ「パチンコのホール」という親の仕事を嫌い大企業に勤めていた花咲大吉は、ある日親の仕事を継いでいた兄・寅男が突然事故死してしまったことを知る。親父の「パーラーさかえ」を継いでほしいという頼みを一度は断る大吉だったが地域の人たちに愛されていることを知り、一念発起で会社を辞めパーラーさかえの社長に…! パチンコを1ミリも知らない大吉が持ち前の「お人好し」で従業員と一緒に地域に愛されるパチンコ屋を目指す! 合冊版最終巻には「社長7ですよ」も特別収録!
兄の死をきっかけに実家のパチンコ屋を継いだ大吉が周囲の人達のためにあれやこれやと奮闘するほのぼのパチンコ漫画です。 怠惰なバイトや厄介なお客さん、訳ありな男女など…ちょっと危なげな人やハプニングは尽きないけれど、大吉のお節介によってめでたしめでたし。というストーリーがほとんどです。 お客さん目線でのサービスを常に考え、トラブルを起こす客には毅然とした対応をし、従業員の幸せも大切にする。 大吉は強引だったりお節介すぎるところはあるけれど、経営者としても人間としても素敵な人だなあと感じました。 しかし脳裏によぎる連ちゃんパパ。 ほのぼの絵柄なのに連ちゃんパパがよぎって笑顔を疑ってしまうし、嫁も子どもも幸せそうなのに裏切られるのではと思ってしまうし、何か事件が起こるたび今度こそダメだと思ってしまうのです。 パーラーさかえみたいな良心的なお店で打ってたら連ちゃんパパもあんなことにはならなかったのでしょうか。いやたぶん関係ないですね。 物事にはいろんな側面があるのだなあ、と改めて実感しました。 連ちゃんパパを履修してるかしてないかによって印象がだいぶ変わる漫画だと思います。 できればパーラー栄通りを読んでから連ちゃんパパを読んだ人の感想を知りたいです。