あらすじ《その箱の中には“■■■”が入っている―それは絶望か、希望なのか》 関西某市、豊かな自然を抱えながら再開発に揺れる小さな街。 ここに暮らすカナタとコナタの姉妹は、目に見えないものを視る力を持っていた。ある日、妹は姉に反発し「立入禁止区域」へと足を踏み入れてしまう。そこで見つけた“あるモノ”を持ち帰ろうとするのだが―…?(著者名:よねまる / 初出:GANMA!30~40話掲載分)
Kindle Unlimitedで1巻を読んだのですがすごくいい伝承オカルトものでした! 不思議なものが見える中学生と小学生の姉妹が主人公。お姉ちゃんのカナタは見えることを否定したくて妹のコナタとは距離を取りたいんだけど、まだ小さいコナタはそれがわからない…。 そんな時にコナタが山で打ち捨てられた小さな社を見つけて、その主(黒い魚の姿をしている)に五つの箱を見つけるように頼まれる。 学習用の大きなタブレットや低学年用のGPSなど、教育の現場にテクノロジーが活用されているところがオカルトという非科学的な存在を引き立てていてすごくいい…! そして絵がすごく素敵…! 引っ掻いたように線が細くて、白黒のコントラストとトーンの使い方がお洒落。一番最後に収録されているカラー絵もとても綺麗でした。 お姉ちゃんと妹の不和。 高等部で有名なイケメン(オカルト好き)。 黒い魚の正体。 ものすごく続きが気になる!!