あらすじ

宝石やアクセサリーが好きな女子高生ルリが、山へ川へ洞窟へ、鉱物採集の世界に飛び込んでいく。第1巻では、水晶、ガーネット、黄鉄鉱、砂金、蛍石など多数の鉱物が登場します。パニング皿、ハンマー、地形図など、専門的なツールを用いた採集シーンも魅力満載。鉱物学を修めた作者の確かな知見に基づく、本格サイエンスアドベンチャー!
瑠璃の宝石 1

宝石やアクセサリーが好きな女子高生ルリが、山へ川へ洞窟へ、鉱物採集の世界に飛び込んでいく。第1巻では、水晶、ガーネット、黄鉄鉱、砂金、蛍石など多数の鉱物が登場します。パニング皿、ハンマー、地形図など、専門的なツールを用いた採集シーンも魅力満載。鉱物学を修めた作者の確かな知見に基づく、本格サイエンスアドベンチャー!

瑠璃の宝石 2

鉱物採集に熱中している女子高生ルリが、次に目指すのは、サファイアの産地! ほんのひと欠片の標本と科学的知識を手掛かりに、鉱物の生まれた場所を見つけ出そう。本格サイエンスアドベンチャー、待望の第2巻!

瑠璃の宝石 3

鉱物採集に夢中の女子高生・ルリ。結晶のきらめきに導かれ行く先は――川やダムや廃鉱山まで!興味を持って観察すれば、石の輝きの向こうに大きなドラマが見えてくる!調べて考えて、探して歩いて、やっと見つける。知の喜びを描く本格サイエンスアドベンチャー、第3巻。研究者志望のクラスメイト・瀬戸さんも加わって、ルリの周りはいっそう賑やかに!☆第3巻で探しに行くのは……?☆・サファイア・菱マンガン鉱・蛍石・ジンカイト・銀化ガラス・オパール―――など彩りさまざま!

瑠璃の宝石 4

調査を重ね、サファイア産地の謎を解いたルリ。4巻では研究室のみんなと一緒にトパーズ採集の旅に出る。鍾乳洞や温泉旅館を訪れたルリたちは、旅先ならではの鉱物と出会う!地球が残した手がかりをもとに鉱物の居場所を解き明かす、本格ジュエルハントアドベンチャー!おなじみ描き下ろしコラムに加えて、おまけマンガも3篇収録です。

瑠璃の宝石 5

キラキラした鉱物が好きな女子高生・ルリは、ひょんなことから、今は廃部になってしまった「地学部」の活動ノートを見つける。そこには、“水晶の木を見た”という記述が残されていた――!謎めいた鉱物を見つけ出すべく、高校生たちの冒険が始まる。読めば地球がもっと好きになる。科学と好奇心の鉱物採集アドベンチャー、大反響の【旧・地学部篇】を完全収録の第5巻!好評描き下ろしコラム「凪の小憩」もお楽しみに!

瑠璃の宝石

宝石ごろごろ

瑠璃の宝石 渋谷圭一郎
ゆゆゆ
ゆゆゆ

宝石が好きな瑠璃ちゃん。 水晶が高くて買えないのでお小遣いの前借りをねだっていたら、「水晶なら、おじいちゃんが昔、山菜採りのついでに取ってきていた」と、おかあさんから衝撃の発言を聞くことに。 えいやと出かけた先で、鉱物を研究するナギさんと出会い、瑠璃ちゃんの鉱物採集が始まります。 瑠璃ちゃんの行動力、半端ないです。体力もないと言いつつ、半端ないです。 そこからは、ナギさんが瑠璃ちゃんに説明するていで、鉱物の話を取れる場所や取り方とともに、わかりやすく説明されていきます。 天気が石に関係している話など、すごくわかりやすく専門的な話が多いなと思ったら、作者さんは鉱物学を修められているとあって、腑に落ちました。 宝石きれ〜という話だけじゃなく、石そのものというか、自然の雄大さにというか、万物の流れというか、鉱物を鉱物たらしめる環境や存在を説明されていて、さらにその説明に自然への敬意が感じられます。 その人の好きなものの話を、わかりやすく話してもらえると、おもしろくて聞き入ってしまいますよね。そんな感じの漫画です。 あと、そんな格好で山に登って大丈夫なの?!と心配した瑠璃ちゃんが、だんだん服装がしっかりしていく様子も、ハマってるねえと興味深いです。

瑠璃の宝石

女子高生がゼロから始める鉱物採集 #1巻応援

瑠璃の宝石 渋谷圭一郎
sogor25
sogor25

アクセサリー好きの女子校生・谷川瑠璃は、お店で見つけた水晶のネックレスを買うために母親に小遣いをせびるのですが、あっけなく断られてしまいます。 しかし、その時 母親が「昔、おじいちゃんが山菜採りに行った時によく水晶を拾って来ていた」という話をします。 その話を聞き、興味本位でその水晶が取れるという山に向かったるりでしたが、そこで鉱物学専攻の大学院生・荒砥凪と出会います。 この作品は凪との出会いにより鉱物採集の世界に足を踏み入れていく瑠璃の物語です 凪の方は大学院で鉱物学を専攻していることもあり、地質学の知識や鉱物の学術的な価値にも造詣が深い女性です。 一方の瑠璃は元々アクセサリーとしての宝石が好きだということもあり、鉱物の純粋な宝石としての価値のほうに興味があり、凪の説明そっちのけで鉱物採集に夢中になりがちです。 この2人が共に鉱物採集に行くようになる物語なのですが、凪が詳しく説明してくれるので鉱物の知識も得ることができ、その一方で瑠璃が鉱物採集に自ら積極的に動いていくので物語としてもテンポよく進んでいきます。 また、凪が所属する大学院の研究室の様子も描かれていて、もちろんデフォルメもあるでしょうが 鉱物学という理系的な学問の専門的な部分にも触れられる作品になっています 単行本の巻末には実際に鉱物採集ができるスポットの紹介もされているので、実際に鉱物採集をしてみたいという方の入り口としてもよい作品だと思います。 1巻まで読了