あらすじ

ミアがこれまでどのように生きてきたか、彼の中にあるもの、それらすべてを知ってもなお、コーキはミアと生きることを選んだ。今自分が必要とされているなら、捨てられるまでそばにいたい。なんとしてでも逃したくない。コーキがはじめて見せた執着と、いびつな愛の行く末は――?
RIVER in ME episode.1

タトゥーアーティストのコーキはデザインと彫る技術においては優秀だったが、人に興味がなく性格に難があるため、依頼のキャンセルがあとを絶たなかった。そんなコーキの唯一である固定客、ミアは自身の生い立ちから「痛み」に対してある種の執着を持っており、コーキのデザインしたタトゥーを全て自身の体に入れて欲しいと乞う。二人の蜘蛛の糸のように危うくか細い関係が始まる。

RIVER in ME episode.2

話はコーキがタトゥースタジオに初めて訪れた日にまで遡る。店長が席を外している僅かな時間にミアは店を訪れた。ミアは時間つぶしのように一方的にコーキに質問を投げかけ、「嫌いなもの」の質問に意外な答えを返したコーキに興味を引かれる。「気にいった」と、お礼のようにキスを残して去ったミアにコーキも心を奪われて――。誰のものにもならないミアと、不器用なだけで一途なコーキのエピソードゼロの物語。

RIVER in ME episode.3

ミアの魅力に、少しづつ執着を見せ始めるコーキ。そんな思いに気付きつつも一線を画すような態度をとるミア。コーキには自身を売らないというミアに、俺も買わないと伝えるコーキだが、お互いに惹きつけられていく。

RIVER in ME episode.4

ミアとの蜜月に溺れるコーキだがミアを引き止めることで精一杯だった。友人が心配だと言おうが、第三者に嘲笑われようが「これしかない」と気持ちを止めることができない。コーキを待っているのは「娼婦」かそれとも「愛のヴィーナス」か……。

RIVER in ME episode.5

ミアへの執着が日ごとに増すコーキ。体を重ね、愛の証を身体に刻む行為にのめり込んでいく。ミアの秘密、過去が見え隠れする中、2人でこの街を出ようと言うミアの提案にコーキが出した答えは……。

RIVER in ME episode.6

ミアがこれまでどのように生きてきたか、彼の中にあるもの、それらすべてを知ってもなお、コーキはミアと生きることを選んだ。今自分が必要とされているなら、捨てられるまでそばにいたい。なんとしてでも逃したくない。コーキがはじめて見せた執着と、いびつな愛の行く末は――?