あらすじ

奇跡をよぶ男・九鬼五郎、またの名はライオン!! 苦境の闘いでこそ本領を発揮するライオンのラストショット!! 最後の咆哮がグリーンに響き渡る!!
Lion 1巻

女好きで面食い、いまだかつてトーナメント出場経験なし。獅子ヶ谷C・Cのレッスンプロゴルファー、九頭五郎、25歳の髪の毛が逆立つ時、驚異のスーパーショットが飛び出すことから、人は彼をライオンと呼ぶ。その獅子ヶ谷C・Cに高校ゴルフ界で逸材と称された片山と努力家の林が研修生として入り、五郎と勝負した時…。

Lion 2巻

トーナメントに出場せず、なぜかレッスンプロに満足しているライオンこと九頭五郎。彼が所属する獅子ヶ谷C・Cに研修生として入った高校ゴルフ界で逸材と称された天才、片山と努力家の林が研修会テストに初挑戦。林は合格するが、自信満々だった片山は、なんと不合格。プライドが傷つけられ自暴自棄になった片山に五郎は…。

Lion 3巻

北海道で英気を養う五郎が入った居酒屋で「ゴルフは趣味でいい。人生を懸けるほどのもんじゃねえ」とうそぶく青年、奥山がいた。彼は5年連族クラブチャンピオンでハンデ0という腕前。おまけに北海物産の若き社長。奥山の言葉に怒った五郎は二人で勝負することに。ハンデ0という奥山との勝負に、五郎のクラブ5番アイアン1本のみ…。

Lion 4巻

研修会の会場、火熊C・Cにやって来た五郎たち。その中に五郎と同じくプレッシャーを感じることなくゴルフをする、もう一人の男が。彼は35歳で研修歴17年。人呼んで研修生潰しの熊さんと呼ばれる熊田政一。自分がプロへの夢を断念したことで、他の研修生に試練を与えることに生き甲斐を感じるという恐ろしい男だった。その熊田が五郎に対し…。

Lion 5巻

五郎が臨時にキャディをすることになった常連のオヤジたちの一人が、24万円のドライバーを自慢してきた。そのクラブをラウンド中に五郎が落としてしまい、拾ったのは後の組の老人。老人はドライバーを持ち主に返す条件として、3ホールのマッチプレーを提案してきた。その老人こそ、日本ゴルフ界伝説の男、300ヤードのショットを放つ勝負師、鬼の源二郎だった!!

Lion 6巻

プロになって5年の今中。だが、その間に出場したのはたったの3試合で、獲得賞金は18万円。ゴルフの才能はあったのだが、プロとしてのしたたかさに欠け、今はヤケになり、恋人の奈美を泣かせて毎日、酒びたり。今中を立ち直させることを依頼された五郎は、まず酒勝負。そして一人5升の酒を飲んだ翌日、二日酔いのままラウンドするが…。

Lion 7巻

スーパーショットを放つ時、髪の毛が逆立つことから、ライオンと呼ばれる五郎。女性の間でも少し有名になりつつある。ある日、五郎が所属する上之猿G・Cの支配人が、大学でゴルフ同好会をつくった娘、ありさのレッスンを小田に頼むが、そのありさの美しさに目が眩んだ五郎が無理やりレッスンすることになってしまい…。

Lion 8巻

上之猿G・C研修生仲間の南雲が、なんと悪質なサラ金業者から250万円もの大金を借りていた。プロテストにトップ合格した南雲から甘い汁を吸いたいサラ金業者は、250万円は投資するが今後5年間の獲得賞金の1割を欲しいという条件を出す。五郎は喰いモノにされそうな南雲とゴルフ勝負をし、負けたら自分が南雲の代わりになると…。

Lion 9巻

7つのゴルフ場を渡り歩いてきた五郎に、前に所属していた猪首C・Cから力を貸してほしいとの依頼が。1週間で自分を追い出したゴルフ場に義理はないと断ろうとするが、報酬が出ると聞き、快諾する五郎。その猪首C・Cはアマチュアゴルフ界に君臨し続け、昨年トップ合格でプロになった武藤治に乗っ取られようとしていた…。

Lion 10巻

奇跡をよぶ男・九鬼五郎、またの名はライオン!! 苦境の闘いでこそ本領を発揮するライオンのラストショット!! 最後の咆哮がグリーンに響き渡る!!