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「あの雪の日、私は運命にさらわれた――」極道の娘として生まれ育ったユリカは、そのせいで失恋してばかり。それでも“運命の恋にきっと出会える”という亡き母の言葉を信じるユリカの前に現れたのは、熱い眼差しと冷淡な態度を兼ね備えた大人の男・室（むろ）だった――。危ういのに惹かれてしまう、逃避行ラブストーリー！
「君の声、特別だ。独り占めしたい」室(むろ)の手を取って逃げ出したユリカ。ふたりきりの部屋で、家のこと、母のこと、ユリカを取り巻くしがらみのことを知った室は、ユリカに選択を迫る……！ 危ういのに惹かれてしまう、逃避行ラブストーリー！
室(むろ)の言葉で父親と向き合う決意をしたユリカは、室とともに家へと向かう。厳しい父を前にして、変わりたいと願うユリカは、母のことを思い出して……？ 危ういのに惹かれてしまう、逃避行ラブストーリー！
室(むろ)の手を取ってついに東京にやってきたユリカ。住むところのないユリカは室の自宅でもある超・高級マンションに一緒に住むことになって…！？ 危ういのに惹かれてしまう、逃避行ラブストーリー！
ユリカは室の事務所と契約し歌手への一歩を踏み出すが、室が「色恋営業」をするタイプの男だと聞き落胆してしまう。「自分の価値ってなんなの？」と思いながら眠りに落ちて目覚めると…目の前に室の顔が！ 危ういのに惹かれてしまう、逃避行ラブストーリー！
室に抱きしめられ、戸惑うユリカにライブハウスで歌う機会が与えられる。そこには室の昔のバンド仲間がいて過去にいた女性ボーカルのことを聞いてしまうユリカ。室に見出されたと思っていたがもしかしてそうじゃなかったの？私はなんのためにここにいるの？ 恋に、未来に揺れるユリカ。危ういのに惹かれてしまう、逃避行ラブストーリー！
「他の奴が作った曲歌ってるの見て、めちゃくちゃ嫉妬してる」ライブハウスで歌うことになったユリカ。“極道の娘”のままでは決して得られなかった、自分の歌声に高揚する人々との時間に笑顔を見せるユリカに、室（むろ）は……？ 危ういのに惹かれてしまう、逃避行ラブストーリー！
敵対心むきだしのライバルの態度にもめげず、デビューに向けて路上ライブに励むユリカ。そんなユリカに室が贈ったプレゼントとは？ 危ういのに惹かれてしまう逃避行ラブストーリー、ついに完結！！
