あらすじ

パスポートの再発行に手間取り、雨期のタルキスタンでいたずらに時を過ごすうちに高橋は、現地の女性・セーナとの関係を深めていく。そして、内戦が勃発。帰国のため空港へ向かう日本人達と別れ、高橋はタルキスタンに残る決心を!
僕らはみんな生きている 1巻

大手建設会社のサラリーマン・高橋は、社命により西南アジアの小国・タルキスタンに出張することになった。飛行機で約16時間かけて辿り着いた現地で彼を出迎えたのは、どこか怪しげな支店長の中井戸と、その運転手をしているセーナという現地の女性だった…。次第に現地での生活に慣れ、セーナに心惹かれてゆく高橋。やがてパスポートを紛失し、日本に帰れなくなってしまう。

僕らはみんな生きている(2)

パスポートの再発行に手間取り、雨期のタルキスタンでいたずらに時を過ごすうちに高橋は、現地の女性・セーナとの関係を深めていく。そして、内戦が勃発。帰国のため空港へ向かう日本人達と別れ、高橋はタルキスタンに残る決心を!

僕らはみんな生きている(3)

西南アジアの小国・タルキスタンの内戦は激化していく。現地の恋人・セーナと別れた高橋は、帰国に失敗した日本人達と合流し、戦闘を避け、ジャングルをさまよう。そして、たどり着いた村もまた、戦場に!

僕らはみんな生きている(4)

革命の戦士となったセーナたちに捕らわれた高橋達日本人だが、なんとか空港に逃げのび、帰国便を待つことになる。しかし、高橋の上司・中井戸は政府軍のスパイとしてゲリラに捕らえられたまま。高橋達は日本人としての知恵とと勇気をふりしぼり、中井戸奪還へと向かう!