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江戸時代――。妖怪画ばかり描き続ける、不思議な絵師がいた。その名を、烏山石影。彼のおびただしい数の画は、妖怪を「実際」に視て描かれたものだというのだが…!?風変わりな天才絵師が挑む、大江戸妖怪ファンタジー絵巻、ここに開帳!!
江戸の街で、大量殺人事件が発生した。被害者の体は、およそ人間業とは思えぬ鮮やかさで切り刻まれているという…。事件にさして関心を示さなかった妖怪絵師・烏山石影だったが、事件の奥にある「何か」に気づいたとき…!?火盗改、少女妖怪など新キャラクターも登場する激動の「入間亜蔵編」、ここより開幕!!
天才絵師対妖刀殺人鬼！激突する烏山石影と入間亜蔵。亜蔵の圧倒的な斬撃を受け流し、攻め手に出る石影は三枚目の妖を発動させる！だが、妖筆で妖を生み出すその能力には限界があり…!?能力を使い果たし、飽くなき生への渇望で逃亡を計る亜蔵を討ち取ることが出来るのか!?
果たし状に書かれた地で、妖刀殺人鬼・入間亜蔵と天才絵師・烏山石影、再戦!!最初から三枚の絵で対抗する石影に、苦戦する亜蔵。だが、隠していた技を繰り出し!?果たして凶悪な殺人鬼を石影は倒せるのか…。ついに亜蔵編決着!!そして、戦う力をなくした石影は、女妖怪・毛倡妓の下へ向かうことに…。
強大な妖怪・白狒々に襲われた毛倡妓と対妖僧・鳳蓮。鳳蓮は毛倡妓を守るため、白狒々に立ち向かうが圧倒的な力を前に一人で逃亡する。一方、筆を失ったままの石影と毛羽毛現も毛倡妓を助けに来るが白狒々の規格外の力に大苦戦し…!?毛倡妓を裏切った鳳蓮は彼女の笑顔を見る事はできるのか!?白狒々編、クライマックス!!
ついに決着した白狒々との死闘！この戦いの果てに下された対妖僧兵の長の決断とは…!?一方、江戸の火盗改長官・中山に視えるこの世ならざる者の姿…。その幼女の霊を救うべく探索を行う中山だが、事件の背景には思いがけない事実が浮上し…。多くの妖怪たちの魅力が満載、充実の第6巻!!
石影達が一堂に会した江戸で武士の焼死体が相次いで見つかる妖事が発生!!亜蔵の再来を思わせる妖事にはより強力な能力を持つ者が関わっている…!?不安に襲われる石影だが、中山と共に敵の拠点へ乗り込む。其処にいた下手人の驚くべき正体とは…!?
石影達に刃を向けた連続焼殺事件の下手人・武幻。圧倒的な妖力を目の当たりにし、武幻を止める力を得る為に石影達は修業を始める！一方、武幻には彼を復讐へと駆り立てる驚愕の過去があった。武幻や亜蔵に妖力を与えた謎の男「玩具屋」とは…!?一大決戦が今、始まる！
各々の力を磨き集結した石影達は火盗改屋敷で、玩具屋一座を待つ。しかし、何者かの強大な力によって突如、仲間達は分散させられる。鎌鼬姉弟二人の前に宿敵が！一方、中山、毛倡妓、鳳蓮もそれぞれ強敵と遭遇!!果たして、彼らの勝負の行方は…!?力と力がぶつかり合う熾列な戦いが始まる第9巻!!
武幻から妖の力を取りだし、人間に戻す事を望む石影と半妖の身で復讐の完遂を望む武幻。いずれ退かぬ真剣勝負は激化する！一方、別次元ともいえる能力の使い手・ベリーと戦う鳳蓮。毛倡妓、中山、タムチャも加わり総攻撃を仕掛けるも、ベリーの圧倒的な妖力の前になす術もない。そんな中、窮地の四人の前に現れたのは…!?大興奮の妖大決戦、いよいよ最高潮!!
獄炎童子・無限との最終決戦!!絶対に敗けるわけにはいかない極限の戦いの中で、石影が編み出した技とは…!?そして、戦いの果てに見つけた悲しく、優しい「答え」とは…!!今、人と妖をつなぐ天才絵師烏山石影の物語が幕を下ろす。週刊ヤングジャンプ掲載の座敷童子登場の読切も収録した、感動の最終巻!!
