あらすじ

【俺だったら夏木くんにそんな顔させない…】朱堂との歪な関係を伊波に知られてしまった雄也。朱堂も伊波も避けるようにしていたある日、プールの授業中に生徒が溺れてしまう。居合わせた伊波の適切な処置で大事には至らなかったが、そのときの様子に自分が溺れた日のことを思い出す。どこか懐かしくも感じた伊波の声に、ひとつの疑念が生じた。(俺を助けたのは先輩じゃなかった?)着替えに向かった更衣室で、朱堂に出くわした雄也は思い切って当時の事を確認する。どこか空々しい朱堂の言動から疑念が確信へと変わり始めたとき、誤魔化すように体に触れられて…!? 第3巻!
夏木くんはボクのもの。 1巻

【俺みたいな悪い先生にエッチな触診されちゃうかもよ?】体育教師を目指している夏木雄也はとにかく不幸体質。中学の時に川で溺れたのを皮切りにちょくちょくケガをしている。あげく大事な教員試験を前に事故にあってしまい病院で目が覚めた。担当になった伊波先生は、ちょっとチャラいセクハラ医師だったが“あること”で悩んでいた雄也の心をほぐし励ましてくれた。その後、先輩の勧めで東京の教員試験を受けた雄也は見事合格し憧れの体育教師になった。勤め始めて約1年、産休に入った養護教諭の代わりにやってきたのはナント伊波だった! お調子者な養護教諭 × 不運な体育教師のドタバタラブ!

夏木くんはボクのもの。 2巻

【雄也が良い子にしてれば恐いことなんてしないよ…】川で溺れた自分を助けたせいで試験に間に合わず第一志望の高校を諦めた朱堂先輩に、ずっと負い目を感じている雄也。それ以来、ただの先輩後輩というには少し歪な関係が続いていた。産休に入った先生の代わりに養護教諭としてやってきた伊波は明るく気さくな性格で、すぐに学園でも人気者になった。雄也にもしょっちゅうちょっかいをかけてきたが、あるとき朱堂との関係を指摘されて今更のように戸惑う。そんな折、朱堂に呼び出され部屋を訪ねた雄也だったが、伊波に指摘されたことで意識してしまい触れ合いを拒んでしまう。「雄也が反抗的になったのは伊波先生のせいかな?」いつも穏やかな筈の彼が豹変して!? 第2巻!

夏木くんはボクのもの。 3巻

【俺だったら夏木くんにそんな顔させない…】朱堂との歪な関係を伊波に知られてしまった雄也。朱堂も伊波も避けるようにしていたある日、プールの授業中に生徒が溺れてしまう。居合わせた伊波の適切な処置で大事には至らなかったが、そのときの様子に自分が溺れた日のことを思い出す。どこか懐かしくも感じた伊波の声に、ひとつの疑念が生じた。(俺を助けたのは先輩じゃなかった?)着替えに向かった更衣室で、朱堂に出くわした雄也は思い切って当時の事を確認する。どこか空々しい朱堂の言動から疑念が確信へと変わり始めたとき、誤魔化すように体に触れられて…!? 第3巻!

夏木くんはボクのもの。 4巻

【もうこんなに太いのも飲み込めるなんて悪い子だね】朱堂に襲われたことで感情をぶつけてしまい途方に暮れた雄也は、気が付いたら伊波の保健室にいた。全てを聞いても優しく接してくれる伊波に惹かれ始めていた雄也が想いを吐露すると「俺だったら君にそんな顔はさせない」とキスをしてきた。驚きのあまり雨の中飛び出してしまうが、車に轢かれかけた自分を庇い伊波がケガを負ってしまう。運び込まれた病院で、気持ちを確かめ合うふたり…だが、朱堂はまだ諦めてはいなかった。第4巻!

夏木くんはボクのもの。 5巻

【夏木くん…キスしても良いかな】伊波の着替えをもって病院へ戻る途中、朱堂にみつかり連れ去られた雄也は、お仕置きという名目で淫らな行為を強いられてしまう。一方、雄也が戻らず連絡もつかなくなったことに不安を覚えた伊波は、退院と同時にある人物へコンタクトをとった。ようやく想いが通じあった愛する人を取り戻すため、朱堂と対峙する決意をする!お調子者な養護教諭 × 不運な体育教師の恋、最終巻!