仲嶺茉由は夫・凪由汰と息子・律と暮らす主婦。絵に描いたような幸せな日々を送っていた。ある日、隣に越してきた美人で優しそうな新嶋。2人はすぐに仲良くなるが、この日を境に平穏な日々が狂い始める―…。
庭の植木鉢が壊され、誰かからのいやがらせなのかと疑うも、犯人は分からぬまま…。一方、越してきたばかりの新嶋はご近所のママたちとすぐに仲良くなり、昼間仕事で家に居られない茉由は疎外感を抱く。
猫トイレの砂が入った悪臭漂うゴミを玄関に放置されるいやがらせが連日続き、憔悴する茉由。心配してくれた上司に理由を打ち明けたところ、やり口が女性的だから、ご主人の女性関係が原因では?と言われてしまい…。
いやがらせが加速し、疑心暗鬼になる茉由。疲弊して仕事から帰ると、夫の凪由汰と息子の律が迎えに来てくれた。しかしそこには、彼らと家族ですと言わんばかりの顔をしている静稀が一緒にいて―…!?
うたた寝している間に息子の律が行方不明に!? 家から忽然と消えてしまい…。この一件以降、茉由と夫・凪由汰との関係はどんどん悪化していき―…!? 一方、静稀は茉由の居場所を奪おうとしてきて…。
仲嶺家への数々のいやがらせは、町内会の皆の協力を得て改善に向かい、夫婦仲も元通りに。しかし静稀から凪由汰に1本の電話が…「家に来てください」一人では行かせられないと茉由も同行するが、そこで見たものは…