あらすじ「アキ先輩はずっと、オレの憧れの人なんです」20代のすべてをマンガに捧げ、身も心もボロボロになった末に筆を折った伊藤彬央31歳。鬱屈した毎日を送っていた折、高校時代の後輩でオタク仲間だった大隈大翔(愛称はクマ)と偶然再会する。「アキ先輩の描くマンガが一番好き」と、彬央の作品をこよなく愛してくれたクマは、男手ひとつで双子を育てながら売れっ子小説家として活躍しており…? 一途でおおらかな子持ち小説家×卑屈な元漫画家、そして攻めの子ども達が織りなす、愛と救いの優しい物語。