あらすじわんぱく一路の元へは、成仏できないオバケ達が毎日わんさかやってくる。そんな寝る間もないほど超多忙な花田一路(はなだ・いちろ)の体に変化が!?――笑って泣けちゃうマンガの王道をつっ走った名作・花田少年史、ここに完結。
事故によって突然幽霊が見えるようになってしまった少年の少し不思議な人情ばなし。 花田少年は幽霊にいろいろとお願いをされては奔走し、まわりの人々の力を借りて力になってあげようと頑張ります。 もちろん周りの人たちには幽霊は見えていないのですが、それでも悪ガキの花田少年を助けてくれるところに何とも言えない温かさを感じます。 時代設定は60年代くらいでしょうか。今や時代遅れの家族像なのかもしれませんが、昭和を生きた人間にとっては、古き良き家庭を思い出せる数少ない作品で、いまの人が読んでも感動できるマンガだと思います。