あらすじ

とある古びたアパートが火事になった。そのアパートにひとりの老人が飛び込もうとしている。偶然前を通りかかった司朗は、慌てて老人を引き留めるが老人の力に勝てず、一緒に燃え盛るアパートの中に引きずり込まれてしまう。そのアパートの中で、司朗は一枚の美しい戦艦の写真を目にする。老人に指示されるまま、急いでその燃えかかった写真をカメラに収めた司朗と老人は、間一髪で脱出する。その夜、司朗の家に瀕死の重傷を負ったはずの老人が訪ねてくる。さっき司朗がカメラに撮った戦艦「まほろば」を、死ぬ前にどうしても見たいのだと言う。「まほろば」とは一体…!?
超時空戦艦まほろば(1)

とある古びたアパートが火事になった。そのアパートにひとりの老人が飛び込もうとしている。偶然前を通りかかった司朗は、慌てて老人を引き留めるが老人の力に勝てず、一緒に燃え盛るアパートの中に引きずり込まれてしまう。そのアパートの中で、司朗は一枚の美しい戦艦の写真を目にする。老人に指示されるまま、急いでその燃えかかった写真をカメラに収めた司朗と老人は、間一髪で脱出する。その夜、司朗の家に瀕死の重傷を負ったはずの老人が訪ねてくる。さっき司朗がカメラに撮った戦艦「まほろば」を、死ぬ前にどうしても見たいのだと言う。「まほろば」とは一体…!?

超時空戦艦まほろば(2)

北太平洋上の海溝の最深部にいる「まほろば」を目がけ、「怒国」戦闘機2機から爆雷が発射される。海溝の壁が崩れ落ち、「まほろば」に危機が訪れたかに見えた。しかし次の瞬間、2機の戦闘機の動力が、なぜか同時にOFFになってしまう。墜落した戦闘機をよそに、第二次世界大戦中の日本の戦艦に酷似した「まほろば」が悠然とその姿を現す。戦闘機のパイロットを捕獲した「まほろば」。その艦長は彼らに救難ボートと食料を与え、「我々の敵は君たちではない」という謎めいた言葉を残して去ってゆくのだった。一方舞台は変わって、大山のすんでいたアパートでは…!?