あらすじ知的障害のある妹・知恵と衝突し、『自分の何がいけなかったのか』と自問する知幸の目にある事件のニュースが舞い込む―― 犯人が発言した「障害者の否定」に過去の自分を重ね、酷く自己否定に陥ってしまい…!? 知恵との過去を振り返り、今を見つめ直し、未来を見据えた知幸がとった行動とは――
根本に愛があるからこそ、憎たらしく思ってしまうんだろうな。 知的障害のある妹、知恵と東京でマンガ家を目指す兄、知幸。 物凄い生憎劇を想像していましたが、そこまでではなく、知幸の知恵への愛情が詰まった作品だなと思った。 大人になって変わった部分もあったのかな。 今後、二人がこれからもっと心を交わしていっていって彼らなりの家族、兄弟の形を作ってほしいなって思う。