あらすじ

貴族令嬢の頂点に立つ公爵令嬢から一転、悪役令嬢のレッテルを貼られ貴族社会から追放されてしまったラナ。「聖女」・サンドラの思惑に翻弄されつつも、仲間との絆でなんとか困難を乗り越えてきた。自分の出生の秘密を知り闇に染まった他者を浄化する力を目覚めさせたラナだったが、その力の完全覚醒には「蓋」を解放する必要があるようで…。「蓋」の鍵を開けるべくラナが向かった場所とはーー!?
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。 1

公爵令嬢エレイン・ラナ・ノリスは、聖女を苛めたという無実の罪を着せられ、婚約破棄されてしまった。さながら悪役令嬢に仕立てられたラナは、実家からも追い出されてしまう。しかし――ラナは異世界からの転生者だった。「これからは自由に生きるわ!」前世のコスプレ趣味を活かし、「地味」だと揶揄された見た目も大変身!下町の宿屋の女将として第二の人生をスタート!この国では珍しい「オニギリ」は評判だし、宿屋では新しく仲間もでき、出だしは上々♪そんなある日、ラナを裏切った幼馴染の騎士が宿を訪れて――!?

地味で目立たない私は、今日で終わりにします。 2

貴族令嬢の頂点に立つ公爵令嬢から一転、悪役令嬢に仕立て上げられ貴族社会から追放されてしまったエレイン・ラナ・ノリス。しかしラナは異世界からの転生者だった!!前世のコスプレ趣味を生かし大変身、宿屋の女将として第二の人生をスタート♪一方、ラナを追放した聖女・サンドラの行動をラナの幼馴染・エヴァンが怪しむように…。隠されたサンドラの真意と過去とはーー。

地味で目立たない私は、今日で終わりにします。 3

シンがラナへ送った鉢植えには妖精がついていた。一見ブタにも見える姿だったが、その正体は妖精王・レヴィエントだった。レヴィエントはラナを水と豊穣の女神・ライナテミスの末裔だと言い、宿内の植物を増やすよう伝える。翌日シンと共に市場へ出かけたラナだったがそこで何者かに攫われてしまいーー!?

地味で目立たない私は、今日で終わりにします。 4

貴族令嬢の頂点に立つ公爵令嬢から一転、悪役令嬢のレッテルを貼られ貴族社会から追放されてしまったラナ。「聖女」・サンドラの思惑に翻弄されつつも、仲間との絆でなんとか困難を乗り越えてきた。自分の出生の秘密を知り闇に染まった他者を浄化する力を目覚めさせたラナだったが、その力の完全覚醒には「蓋」を解放する必要があるようで…。「蓋」の鍵を開けるべくラナが向かった場所とはーー!?

地味で目立たない私は、今日で終わりにします。 5

どんな呪いも浄化する女神の力を持っていることが発覚したラナ。力の完全覚醒を妨げている「蓋」の手がかりを探すため、令嬢のふりをして貴族の夜会に参加することに。 そして力の完全覚醒のカギを握る幼少期の記憶が蘇り… ラナの過去にいったい何が……?!

地味で目立たない私は、今日で終わりにします。 6

宿木亭に訪れた何者かに殺されかけたラナ。シンが助けに入るが魔法への拒否感は強まるばかりで…。一方、干ばつの村へ雨ごいに行ったサンドラは呪いの力でついに人を殺めてしまう。ラナたちはサンドラの浄化を急ぐ!

地味で目立たない私は、今日で終わりにします。 7

干ばつの村へ向かったラナとシン。そこに女神ライナテミスが現れ、どうやらシンに怒りの感情を抱えているようで…「思い出せ…お前自身と我が娘のことを!!」シンは前々世と前世の記憶を取り戻し、どの時代でもラナと相思相愛だったにもかかわらず自分の死が原因で結ばれなかったことを知る。二人は悲しい因果を断ち切り、過去を乗り越えることは出来るのか?!