あらすじ

32歳のサラリーマン・サク。元ファッションデザイナー・廻谷(めぐりや)。誰かを思って服を着て、仲間も増えて、心が少し動き出す。一人でも買いものは楽しい。でも二人で行けば、人生が変わる――。
服福人々―ふくふくひとびと―(1)

鬱屈とした日常を過ごす32歳のサラリーマン佐久間の唯一の趣味は「服を買うこと」。そんな彼が元ファッションデザイナーで塗装屋の廻谷(めぐりや)と偶然出会ったことで――!? 一人でも買いものは楽しい。でも二人で行けば、人生が変わる――。

服福人々―ふくふくひとびと―(2)

32歳のサラリーマン・サク。元ファッションデザイナー・廻谷(めぐりや)。誰かを思って服を着て、仲間も増えて、心が少し動き出す。一人でも買いものは楽しい。でも二人で行けば、人生が変わる――。

服福人々―ふくふくひとびと― 3巻

32歳、サラリーマンのサク。悲しい過去を持つ元ファッションデザイナーの廻谷(めぐりや)とともに服を着て、悩んで、笑って、悲しんで…。お互いに少しずつ影響し合っていく中で、停滞していた彼らの生活に変化が――。

服福人々―ふくふくひとびと― 4巻

同窓会で地元に帰省し、自らが抱えている問題と真正面から向き合うサク。廻谷(めぐりや)と出会ったことで、買い物の楽しみを知り、服との向き合い方を考えた時間。その時間はサクと廻谷、二人の人生を変えようとしていた。二人が導き出した結論とは…!?

服福人々―ふくふくひとびと―

服にあんまりこだわり無いって人も是非!

服福人々―ふくふくひとびと― 坂本拓
なかやま
なかやま

どちらかと言うとお仕事マンガとして描かれがちな「衣服」を趣味として扱うことで、生活がかかった仕事マンガとは違う、肩肘の張らない程よいテンポで自分の中に入ってくる良作です。 主人公の佐久間(サク)も元々服が好きな状態から物語が始まり、元デザイナーの廻谷と出会うことで世界が広がっていく形で進行していきます。 ここが良いなと思ったのですが、あえて0→1ではなく、1→2にすることで "ダサかった主人公がこんなにかっこよく!?"みたいな鼻につく部分が無いです 内容自体も各話でファッションのテーマを絞りつつ、ショッピングを通して廻谷がやさしく教えてくれます。 自分も読んでいて「なるほどなー」な部分も「わかるー」な部分もあり、服に対する見方が広がりました。(ファッションコラムがめっちゃ面白い) 作者さん自身がきっとファッションが好きだろうし、ちゃんとお店に取材もしている すごく丁寧なつくりであるのがわかります。 おそらく監修にMEN’S NON-NOが入っている部分が流石集英社感! 服好きな人にももちろん読んでもらいたいですが、服とかあんまり興味ないし・・・という方も、この作品を読むと服買いに行きたくなりますよ。 この作品が多くの人に読んでもらえれば日本はもっとオシャレになる!