あらすじ元ヤンとおばあちゃんの過去を知った潤(じゅん)はおばあちゃんと元ヤン、二人の間に強い絆を感じていた。愛の形はさまざまで、おばあちゃんを想う気持ちは元ヤンも潤も一緒。ところがあの人が“おばあちゃんのため”に何かをするたび、心の奥で何かがもやもやする…。もしかして、あたしあの人(元ヤン)のことが――…? 勘違いから始まるラブトライアングル(!?)感動のクライマックス!
地元で泣く子も黙る伝説の元ヤンだった男に、祖母が狙われる話。 といっても、詐欺とか遺産目当てではありません。 恋愛対象として狙っている…とも安易に言い切れないのですが、元ヤンが幼い頃、祖母に世話になった恩返し的な感じで祖母を守る感じ。 全体として、孫の女子高生・律が、祖母と元ヤンの関係に何か裏があるのでは?と怪しんで、空回りして、ドタバタするコメディタッチの展開は、どこか懐かしい感じがします。 また、祖母の若い頃が愛嬌ある美人で、そりゃ元ヤンもなびくわと思うのですが、年老いても変わらず通い続ける(思い続ける?)元ヤンの姿勢に、なんともピュアで、見ていてほっこりします。 これも一つの愛の形ですかね。 資産とか容姿とかステータスではないところで、ひかれあう感じいいですね。 女子高生と元ヤンにフラグが立たないことを祈って、2巻を楽しみにしてます。