インパルス・板倉俊之の大ヒット小説を迫力のビジュアルで完全コミック化!既刊本に描かれていたトリガーも再登場し、シリーズ完結巻は衝撃と感動の結末!!『沢田隆則編』――コミックス第4巻のラストで、千葉県のトリガーである吉岡になりかわった沢田隆則が、「トリガー」という権力を使い、私利私欲のままに凶悪な行為を繰り返す…。そんな中、国王は思慮の上、最後の手段をとろうとするが…。『村川哲男編』――平凡な暮らしをしていた村川哲男だったが、ある日、息子が東京都の「トリガー」に殺され、人生が大きく変わる。家族、生きがい…すべてを失った村川はある決意をする。それは東京都の「トリガー」に応募することだった。見事、東京都の「トリガー」に任命された村川は、新年を迎え正式に「トリガー」になると、息子の仇をとるため家を出る…。そして、最終話では、このトリガーという作品の強烈なテーマが描かれる。それはまさに衝撃と感動の結末!
板倉さんらしい、ダークでコミカルな世界観が満載。基本的には短編の連続なのでさらっと読めます。 人が人を裁く事に対して葛藤する人もいれば、積極的に人を裁く人だったりと、様々な人間模様が楽しめる作品です。メッセージ性が強く、感動出来るシーンもあり、考えさせられる良い漫画。