あらすじ

タイムマシンの実験中、なぜか意識だけが3年後に飛ばされた琴理。そこで目にしたのは、彼女を殺したと思いこみ絶望したパートナー・竜ヶ崎の姿で…?愛は時空を超える、スーパー・サイエンス・ラブコメ!!
地平線でダンス 1巻

タイムマシンの実験中、なぜか意識だけが3年後に飛ばされた琴理。そこで目にしたのは、彼女を殺したと思いこみ絶望したパートナー・竜ヶ崎の姿で…?愛は時空を超える、スーパー・サイエンス・ラブコメ!!

地平線でダンス(2)

2020年12月31日、竜ヶ崎はひとり寂しく年末を迎えていた。いまだ再就職は果たせず、不眠や腰痛など体の不調も抱えて、日々の生活はすさむ一方。そんな中、ふとテレビに目をやると、以前ナナが飼っていたと思われるモルモットがCMに出演していて、さらにそのモルモットが玄関前までやってきて…?

地平線でダンス(3)

1年半前に死んだモルモットが、琴理の乗り移っていたモーリーでないことは、死の直後のDNA鑑定で判明済み。だが、竜ヶ崎はその鑑定結果を知らぬまま行方不明になってしまい、犬の姿となった琴理はなおも彼を絶望から救い出そうと、岩越の協力を得て、竜ヶ崎と関係の深かったナナに会いに行く。そこでナナが言い放った衝撃的な一言とは…?

地平線でダンス(4)

ラブラドール・レトリバーを媒体にした琴理は、人型ロボット、チンパンジーと共に3か月後の世界へとタイムスリップを実行!しかし、その間に竜ヶ崎は琴理との些細なすれ違いから再び堕落してしまう。妻に見放され、街をさまよい途方に暮れる竜ヶ崎。そんな中偶然にも岩越に再会するが、彼から琴理がワームホールから出てこなかったと告げられて…。

地平線でダンス(5)

ナナの体に、ナナ本人と琴理の意識が混在する中、次第に琴理の意識が表に出る頻度が少なくなったことをきっかけに、ナナは“自分が傷害事件を起こしていない過去”へ戻ろうとたくらむ。ナナの許可が出た時にしか出てこれなくなってしまった琴理は絶望に追い込まれるが、わずかな隙をついて送っていたメッセージに竜ヶ崎が気づいて…。