【鉱物願望シリーズ】

【鉱物願望シリーズ】

ある日、とある遊廓に売られてきた、白銀の髪に虹色の瞳を持つ女の子。その子供はそこで暮らす遊女、青天に引き受けられ“白虹”と名前を付けてもらう。その見た目から白虹は青天以外の者からは疎まれるが、青天には可愛がられ、それなりにも幸せに生活していた。しかし、ささやかな幸せは永くは続かなかった。それでもそこに残されたものを、白虹は抱き空を仰いだ。その虹色の瞳に映ったのは…。「死んだら一片の鉱物になるの」がコンセプトの【鉱物願望シリーズ】第一弾!
そうしてここに、残るもの。

そうしてここに、残るもの。

果ノの家には人ではないモノに育てられた人間の女の子が居る。彼女の名は道楽。人ではないものに育てられた彼女は、よく人ではないものに呼ばれ、この世とこの世でないところの境界で迷子になる。その日も気づけば一面の雪景色のただ中に立っていた。彼女を呼んだのは雪女で、道楽が人間だから頼みごとがあるのだと言う。人間とそうでないものの狭間で道楽が見て、聞いて、感じることとは…。生きる時間が異なる者同士の刹那の出会いの物語。
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