14歳の時ガンダムとの運命的な邂逅をはたし、MS萌えに目覚めた神崎さやか。周囲とのギャップや家族の無理解などからその気持ちを抑え込んで生きていたが、ある日、ガンプラ好きの女子高生・高宮宇宙(そら)と出会い…!?ガンダムを愛する二人が出会った時、何かが始まる――。『好き』で気持ちを通わせるアラサーOLとJKが贈る『ガンプラ』日常コメディ!!
プラモの展示会に一緒に行くことになった、さやかと宇宙(そら)のふたり。ガンプラの新たな楽しみ方を知っていく中、そこには新たな出会いも待っていて――!?
それはまるで、初恋みたいな衝動――。ガンプラ談議に華を咲かせる神崎達を見かけた一ノ瀬つぼみ。ガンダム知識ゼロの彼女は、神崎の意外な一面と初めて見るバルバトスの威容に惹かれてゆき――。初めての情動が弾ける第3巻!!
神崎が次に作るのは、黒と金が特徴的なゴールドフレーム天ミナ! 更に、昔から好きだったあの機体も遂に……? 一目惚れも、昔からの好きも。愛が爆発する第4巻!
SDガンダムを作ることになった神崎と蕾。SDも筆塗りも初挑戦の二人を待ち受けるのはーー。ガンプラにも人生にも正解なんてない! 一歩踏み出す勇気をくれる第5巻!
アラサーOLとJKが贈る『ガンプラ』日常コメディ、第6巻!!!会社での顔と隠れ趣味を知る昴と、成り行きでデュナメスを一緒に作る事になった神崎。面識のない昴を訝しむ神崎だったが、そこにはある秘密と想いが隠されていて…!?
アラサーOLとJKが贈る『ガンプラ』日常コメディ、第7巻!!!会社での顔と隠れ趣味を知る昴と、成り行きでデュナメスを一緒に作る事になった神崎。面識のない昴を訝しむ神崎だったが、そこにはある秘密と想いが隠されていて…!?
会社での顔と隠れ趣味を知る昴と、成り行きでデュナメスを一緒に作る事になった神崎。面識のない昴を訝しむ神崎だったが、そこにはある秘密と想いが隠されていて…!?
14歳の頃に初めて見た「機動戦士ガンダムSEED」に心を奪われた主人公の神崎さやか。しかし、周囲の友人がキャラクターの話で盛り上がるなか、彼女が惹かれたのはモビルスーツ。そんな気持ちを同級生にも話せないまま時間は過ぎ気付けば30歳。そんな彼女がある日、ガンプラ好きの女子高生、高宮宇宙(そら)と出会う。 まず心惹かれるのは、30歳のOLであるさやかと16歳の女子高生である宇宙が年齢を超えてて"好き"の気持ちで繋がっていること。「メタモルフォーゼの縁側」にも近い設定ではありますが、作中でも触れられてる通り、"16歳"というのはちょうど「ガンダムSEED」が放送されていた年に生まれた子ということ。つまり、相手が生まれる前から好きだったものを通して生まれる交流、これこそが本当の意味での"世代を超えた交流"なのではないでしょうか。 また、"世代を超えた"という意味でもう1点重要だと思っているのが、2人の"好きなもの=ガンダム"に対する接し方。好きな気持ちの強さは変わらないのですが、周囲にガンダム・モビルスーツが好きなことを話すことを躊躇っていたさやかに対し、宇宙のほうは初対面のさやか相手にさえ『お姉さんもガンプラ好きなんですかっ!?』と臆面もなく言い放ちます。好きなものが少数派だったときにそれを周囲に堂々といえないという気持ちは「トクサツガガガ」などでも描かれていますが、特に30代以上の人なら誰しもが経験しているものだと思います。それが、もちろん人に依るところもありますが、時代が令和に移ってマイノリティでも好きなものを好きと堂々と言えるようになった、そんな世代間の見えないギャップも描いているのではないかと思います。 作者の工藤マコトさんも「ガンダムSEED」から入ってガンダムが好きになった経緯があるとのことで、もしかしたら作者の実体験も多少なりとも入っているのかもしれません。そしてそんな作品をガンダムシリーズの専門誌であるガンダムエースで連載している、そんな奇跡的な繋がりにも感謝しつつ、ガンダム好きだけではなく、幅広く楽しんでもらえる作品だと思います。 1巻まで読了
14歳の頃に初めて見た「機動戦士ガンダムSEED」に心を奪われた主人公の神崎さやか。しかし、周囲の友人がキャラクターの話で盛り上がるなか、彼女が惹かれたのはモビルスーツ。そんな気持ちを同級生にも話せないまま時間は過ぎ気付けば30歳。そんな彼女がある日、ガンプラ好きの女子高生、高宮宇宙(そら)と出会う。 まず心惹かれるのは、30歳のOLであるさやかと16歳の女子高生である宇宙が年齢を超えてて"好き"の気持ちで繋がっていること。「メタモルフォーゼの縁側」にも近い設定ではありますが、作中でも触れられてる通り、"16歳"というのはちょうど「ガンダムSEED」が放送されていた年に生まれた子ということ。つまり、相手が生まれる前から好きだったものを通して生まれる交流、これこそが本当の意味での"世代を超えた交流"なのではないでしょうか。 また、"世代を超えた"という意味でもう1点重要だと思っているのが、2人の"好きなもの=ガンダム"に対する接し方。好きな気持ちの強さは変わらないのですが、周囲にガンダム・モビルスーツが好きなことを話すことを躊躇っていたさやかに対し、宇宙のほうは初対面のさやか相手にさえ『お姉さんもガンプラ好きなんですかっ!?』と臆面もなく言い放ちます。好きなものが少数派だったときにそれを周囲に堂々といえないという気持ちは「トクサツガガガ」などでも描かれていますが、特に30代以上の人なら誰しもが経験しているものだと思います。それが、もちろん人に依るところもありますが、時代が令和に移ってマイノリティでも好きなものを好きと堂々と言えるようになった、そんな世代間の見えないギャップも描いているのではないかと思います。 作者の工藤マコトさんも「ガンダムSEED」から入ってガンダムが好きになった経緯があるとのことで、もしかしたら作者の実体験も多少なりとも入っているのかもしれません。そしてそんな作品をガンダムシリーズの専門誌であるガンダムエースで連載している、そんな奇跡的な繋がりにも感謝しつつ、ガンダム好きだけではなく、幅広く楽しんでもらえる作品だと思います。 1巻まで読了