あらすじ王都に近づくにつれてアークの表情が険しくなっていく。街に人が多いから魔力による不調だけではなく、悪夢にもうなされるようになった。うわごとで「ごめん」と「ミーシャ」を口にして辛そうなアークを見て、リコはただそれを見守るしかなかった。そして、王都に最も近い街・サロヴァスに着くや否や、本格的に様子がおかしくなったアーク。何も語らずにただリコのカラダを安易に求めようとするアークにリコがブチ切れる。そんな彼女の涙で我に返り、アークはついに自分の過去について語りだす……。