あらすじ

「もしも―――があるのなら僕は…。」すれ違い続けた親子の想いはどこにゆくのか…。第参章終幕!続く第肆章。妖かしが営む店とわかっていながらも黒須堂で借金をした新吉。問題なく返済するかに思われたが突如失踪し、ライとたまきが捜索することになる。新吉を失踪に駆り立てたものとは…!?【全編フルカラー】
水神鳴 ~明治想愁妖異譚~ 1巻

【時は明治。人と妖が紡ぎだす切ない和風ファンタジー】【全編フルカラー】借金取りの男ライと、同居人の少女たまき。二人は借金を返済しないまま行方をくらました歌舞伎役者を追うことを命ぜられる。まったく予期していなかった失踪には、長年のライバル役者との確執が関係しているようだが、その役者は「人」ではないようで…。男前だけど難あり傷ありなライ。のほほんと度胸のあるたまき。不思議な「力」を持つ二人には、いつだって妖(あや)かしが絡んだ取立て先が回されてくる!

水神鳴 ~明治想愁妖異譚~ 2巻

第零章「犬狩」終幕! 世蔵の苦悩…えびぞめの執念…。やりきれない想いの行く末はどうなるのか!? 続く第壱章「花簪」は、ライとたまきの出会いから始まる。二人がいかにして出会い、一緒に暮らすようになったのか。そしてライ達の前に、娘を捜しているという邪気を纏った男が現れ、突然の襲撃を受ける!!【全編フルカラー】

水神鳴 ~明治想愁妖異譚~ 3巻

第壱章「花簪」、力を制御できないライは追い詰められ死を覚悟するが…。そして父と娘の悲しいすれ違いにも終止符が打たれる…! 続く第弐章「抱懐」、第参章「残香」。共に暮らし始めたライとたまきは、行き倒れていた少年を助ける。少年の母親が引き取りに来るが、少年の怯える様子は尋常ではなくて…。新たな切ない物語が幕を開ける!【全編フルカラー】

水神鳴 ~明治想愁妖異譚~ 4巻

妖かしに憑かれた清太は六告堂から逃げ出し、思惑を持ってたまきを攫っていく。それを知ったライは、たまきを奪還しに向かう。清太、お半、六告堂、そしてライ…。焦りと悲しみ、それぞれの思いに苦しむ者達が転がり落ちるように終わりに向かっていく…!【全編フルカラー】

水神鳴 ~明治想愁妖異譚~ 5巻

「もしも―――があるのなら僕は…。」すれ違い続けた親子の想いはどこにゆくのか…。第参章終幕!続く第肆章。妖かしが営む店とわかっていながらも黒須堂で借金をした新吉。問題なく返済するかに思われたが突如失踪し、ライとたまきが捜索することになる。新吉を失踪に駆り立てたものとは…!?【全編フルカラー】

水神鳴 ~明治想愁妖異譚~ 6巻

誰にも言えない過去を背負い、亡霊に蝕まれていく新吉…。鈴の声は新吉に届くのか…!第肆章終幕!続く新章・第伍章「眼間」。ほのぼの観光中のライとたまきであったが、ライに因縁があるモノ達の起こした事件に巻き込まれてゆく…!【全編フルカラー】

水神鳴 ~明治想愁妖異譚~ 7巻

かつてライの配下であったきわ。ライが自分を裏切った原因がたまきであったことを悟り、一層の怒りと悲しみを抱く。きわと狒々はたまきを攫ってライへの復讐に動き出す。「力」を制御できないライは追い詰められ…。すべての者が傷つきながら戦いは入り乱れていく…!【全編フルカラー】