あらすじ
『星守る犬』の正統続編。「泣けた本第1位」など多数受賞しヒット、2011年6月には映画が公開される同作の続編となる本作は、漫画アクション掲載の続編2本を大幅加筆・修正、そして単行本のための新たな描き下ろし続編1本を収録。第1作と対を成す“生”そして“救い”をテーマにしたもうひとつの『星守る犬』。
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『星守る犬』の正統続編。「泣けた本第1位」など多数受賞しヒット、2011年6月には映画が公開される同作の続編となる本作は、漫画アクション掲載の続編2本を大幅加筆・修正、そして単行本のための新たな描き下ろし続編1本を収録。第1作と対を成す“生”そして“救い”をテーマにしたもうひとつの『星守る犬』。
『星守る犬』の正統続編。「泣けた本第1位」など多数受賞しヒット、2011年6月には映画が公開される同作の続編となる本作は、漫画アクション掲載の続編2本を大幅加筆・修正、そして単行本のための新たな描き下ろし続編1本を収録。第1作と対を成す“生”そして“救い”をテーマにしたもうひとつの『星守る犬』。
タイトルにもなっている最初の話、星守る犬はひたすら哀しく心をえぐったが、本作の最後まで読み終えた時には印象が違ったものになった。 短編連作のそれぞれが独立した話でありながらその実、全ての話が僅かな接点で地続きに繋がっている仕組み。そんな交錯していく登場人物たちの人生にロマンがある。最初の話以外の三作にはそれぞれに救いがあったのも大きい。 ただただ悲しいだけの話で終わらず、因果を感じさせてくれるのが短編連作の魅力の一つ。このシリーズはそれを十二分に活用している秀作だ。