あらすじ

無事、番となった瑛斗と礼旺の元に届いた衝撃のスクープ。「柳瑛斗はαと偽ったΩだ」と暴いた週刊誌が出ることになり二人は礼旺の父に呼び出される。相談もなく番になったことを軽率な判断だと厳しく問われるが全ては覚悟の上、礼旺は二人が番であると公表することを決意。俳優としての道、番としての未来…互いの運命を受け入れ二人が下す決断とは…?史上最高にドラマチックな芸能界×オメガバース、衝撃の最終話!
僕の番はサラブレットΩ 1【単話売】

芸能一家に生まれた浅香礼旺(α)は「親の七光り」と言われるのが嫌いな二世俳優。実力でのし上がってみせると真面目に努力してきた礼旺に、世界で名を馳せる映画監督の新作の主演に大抜擢されるチャンスが舞い降りた。しかし相手役ー運命の番ーを演じるのは、同じ二世俳優の柳瑛斗(α)。週刊誌の常連で悪い噂が絶えない瑛斗と役作りのためホテルに閉じ込められるが、瑛斗は二人の運命を狂わす、ある秘密を抱えており…

僕の番はサラブレットΩ 2【単話売】

実はΩだった瑛斗に誘われ、一晩激しいセックスをして過ごした礼旺。以降、急速に距離を縮めた二人は番役としての雰囲気も掴み撮影は極めて順調に進んでいた。さらに、互いの一面を知れば知るほど相手の正反対な部分が自分自身の足りない何かを補ってくれているような気がして、惹かれていくのを止められないのだった。手が触れ、目が合うと甘い匂いが本能を誘い、二人は縺れるように身体を求めあってしまって…

僕の番はサラブレットΩ 3【単話売】

仕事終わりにどちらかの家で共に過ごすことが日課となった礼旺と瑛斗。ついエッチなことで盛り上がったり楽しく日々を過ごしている内、撮影も終盤を迎えていた。いよいよ二人が番となるシーンの撮影が行われることとなるが、瑛斗は以前から感じていた熱っぽさが悪化していることに気づく。それでも撮影を止めるわけにはいかない。心配する礼旺にも思いっきりやれと伝えるが…撮影の最中、瑛斗にヒートが訪れてしまって…

僕の番はサラブレットΩ 4【単話売】

撮影中ヒートに見舞われた瑛斗とそれに当てられた礼旺。二人のフェロモンが混じり合ったホテルの一室で、夏目が置いていった薬を目にするも本能に抗えず互いを必死に求め合ってしまう。理性を手放した激しいセックスは欲望をむき出しにし、うなじを甘噛みするたび疼く身体で繋がりを深めていく。そうして互いを自分のものにしたいという欲求が抑えられなくなっていき、ついに瑛斗はうなじを噛んで欲しいと強請るが…

僕の番はサラブレットΩ 5【単話売】

無事、番となった瑛斗と礼旺の元に届いた衝撃のスクープ。「柳瑛斗はαと偽ったΩだ」と暴いた週刊誌が出ることになり二人は礼旺の父に呼び出される。相談もなく番になったことを軽率な判断だと厳しく問われるが全ては覚悟の上、礼旺は二人が番であると公表することを決意。俳優としての道、番としての未来…互いの運命を受け入れ二人が下す決断とは…?史上最高にドラマチックな芸能界×オメガバース、衝撃の最終話!

番未満の僕らはきっと1【単話売】

華々しい芸能界でΩであることをひた隠し、第一線で活躍を続ける王賀夏目だが、例外なくΩ性は彼の身体に熱を孕ませ、夏目を孤独な夜に置いてきぼりにするのだった。そんなある日、いつものように気だるさを引きずったままのあられもない姿を、心許せる数少ないβの友人・琥太郎に見られてしまう。何度突っぱねても足繁く自分の様子を見にくるようになった琥太郎に頭を抱えながらも、確実に癒しになっていた。しかし突如として強いヒートの衝動が夏目を襲い、その姿を見た琥太郎がとった行動とは…。大人気「僕つが」シリーズ・スピンオフが堂々連載開始!

番未満の僕らはきっと2【単話売】

突如として強いヒートの症状に襲われた夏目。その姿を見た琥太郎は帰ることはなく、ヒートの熱に浮かされた夏目の身体を鎮めてくれたのだった。友情を壊してしまったという罪悪感に胸を痛める夏目は、今まで通りに琥太郎と過ごそうと思案する日々。しかし、そんな中また夏目にヒートがやってきて―…

番未満の僕らはきっと3【単話売】

ヒートに苦しむ夏目を献身的に慰める琥太郎。Ωの夏目と過ごす日々が増えるたびに力になりたいという思いが大きくなっていくが、ただ側にいることしかできない自分のβという性に思い悩んでいた。そんな中、夏目に大きな仕事が舞い込むが、とある問題から返事を躊躇ってしまう。

番未満の僕らはきっと4【単話売】

Ω性を否定し続け母に従ってきた夏目は、仕事のために“ビジネス番”を作るべきか思い悩む。礼旺の「今、全て捨てて決めていいの?」という言葉がリフレインする中で琥太郎の顔が浮かび、自身の心の変化に気づくことになる。

番未満の僕らはきっと5【単話売】

初めて母親に反発した結果、仕事を干されてしまった夏目。そんな夏目を一人にしておけない、出来るだけ一緒にいたいと琥太郎から提案された同居を受け入れる。琥太郎と共に過ごす時間に確かな心地よさを感じるが、それと同時に俳優としての自分の立場に思い悩み言いようのない焦燥感に駆られていき……。

番未満の僕らはきっと6【単話売】

突然舞い込んできた夏目失踪のニュース。琥太郎は心当たりを全て当たってみたものの足取りは掴めず、無情にも時間だけが過ぎていった。例え運命でなくたって心を、体を通わせたはずなのに……。話題沸騰中の運命を超越した珠玉の令和版オメガバース、ついに完結―――