あらすじ
小さな町に、自分の家を自力で建てに来た嶋燈子。かつて設計士として働き、今は現地の役所に勤める穂高大志は、彼女の要望を「無理だ」と一蹴するも、燈子は諦めることなく予想外の行動に出る。危なっかしい彼女のことが気になる穂高は、ついつい口出しするうちに…? 目指すのは、「帰りたい家」。『取り急ぎ、同棲しませんか?』の中村ユキチが描く、DIY系(?)ラブストーリー、開幕!
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小さな町に、自分の家を自力で建てに来た嶋燈子。かつて設計士として働き、今は現地の役所に勤める穂高大志は、彼女の要望を「無理だ」と一蹴するも、燈子は諦めることなく予想外の行動に出る。危なっかしい彼女のことが気になる穂高は、ついつい口出しするうちに…? 目指すのは、「帰りたい家」。『取り急ぎ、同棲しませんか?』の中村ユキチが描く、DIY系(?)ラブストーリー、開幕!
小さな町に、自分の家を自力で建てに来た嶋燈子。かつて設計士として働き、今は現地の役所に勤める穂高大志は、彼女の要望を「無理だ」と一蹴するも、燈子は諦めることなく予想外の行動に出る。危なっかしい彼女のことが気になる穂高は、ついつい口出しするうちに…? 目指すのは、「帰りたい家」。『取り急ぎ、同棲しませんか?』の中村ユキチが描く、DIY系(?)ラブストーリー、開幕!
小さな島の役所で働く穂高大志、44歳。一級建築士でありながら現在は土木課に勤務しており、一人暮らしの家事も完璧にこなす。どうも過去に何か秘密があり、建築事務所を辞めたのにも理由がありそうなんだけど、淡白な振る舞いからあまり考えの底が見えない人物。 そして突然孤島に現れた女性、嶋燈子、28歳無職。私有地にテントを張って居座り、「ここに家を1人で1から建てる」と嘯く。どうやらそのために会社も辞めてきたらしいけど、貯金自体はしっかりとあり、冗談で言っているわけではない様子。 という全然違う意味で掴みどころのない2人が出会い、燈子の"家を建てる"という目的のために距離感を近づけたり遠ざけたりしながら進んでいくラブストーリー。 端から見れば掴みどころのないキャラクターの2人なのに、物語が進むごとにモノローグでお互いの心の中が描写されて、何を考えているのか、過去にどういう秘密があったのかが徐々に明かされていく感じが新鮮で面白い。今のところは奔放な燈子に当てられてなのか穂高のほうが心を徐々に開いていっている感じがあるのだけど、1巻の終わり方を見るとまだまだ大きく物語が動いていきそうであり、また穂高・燈子それぞれの過去について完全に明かされたわけではないので、ここからどう進んでいくのか楽しみな作品。 1巻まで読了