これは、とあるウイグル人女性の証言をマンガにしたものです。出典は巻末に記載。ツイッターで2019年10月現在、250万view、8.6万RTをいただいた作品です。
私達は何気ない日々を当たり前のように送っていますが、それがどれだけ幸せな事なのかをこの漫画を読んで理解しました。 同時に世界には私の知らない辛い現実が存在しており、ウイグル人のように差別で苦しんでいる人々がいない世の中にしていかなければいけないと強く感じました。
中国共産党による、ウイグル人への人権弾圧の事実を、現在東京のIT企業で働くウイグル出身の男性を通じて、彼の故郷の家族、親族たちがどのようにして強制収容され、洗脳させられたかが、簡潔ながら赤裸々に描かれています。世界は様々な面で目覚ましい進歩を遂げ、人々の生活は便利になりましたが、人間のエゴの相変わらずなんと稚拙で残酷なことでしょう。飛行機は毎日何十万便も空を往き交い、多くの人が国と国との間を移動したり、旅行したりしていますが、このような世界のどこかで起きている、思想や政治、宗教による恐ろしい闇について知っている人はどれほどいるでしょうか? この作品のように、誰もが目にしやすく、読みやすい漫画にすることによって、多くの人がこの残酷な人権弾圧の事実を知ることは、たとえ各自がなんらかな具体的な行動を起こさなくても、近い将来必ず問題解決への糸口となることを信じます。自分と家族の身に起きたおぞましい体験を告白した男性と、作品とした世に発表した作者の勇気を称えます。
私達は何気ない日々を当たり前のように送っていますが、それがどれだけ幸せな事なのかをこの漫画を読んで理解しました。 同時に世界には私の知らない辛い現実が存在しており、ウイグル人のように差別で苦しんでいる人々がいない世の中にしていかなければいけないと強く感じました。