※こちらの商品には、iPhone、Android端末ゲーム「戦国やらいでか―乱舞伝―」のシリアルコードはついておりません。※魔虫へと変貌して殺戮を繰り返すヘルムートを止めるため、娘のロニアと共に「鍵の書」を捜しに出るソーナ。だが、書はすでに保管場所から失われ、その行方は知れなかった。同じく「鍵の書」を求めヘルムートの屋敷に潜入したサベルは、驚愕の真実を目撃する。そして、ガラミィの疑惑を裏付けるかのごとくハイドラを目の前にしたロニアに異変が…。ここは国境の街ヘムデン。生と死の狭間。ある者は復讐のため、私欲のため、そして愛する誰かのために、その命を燃やす――。
そんな子連れ狼スタイルにピンときた人はまず読んでほしい一作。武器商人ガラミィ(※クソ強い)と家族の仇を追う少年ソーナの道行きを描くダークファンタジー。 まずもって表紙がアホほどカッコイイわけですが…。 七月鏡一先生原作だけあって銃器の描写は最高にこだわり抜かれています。 梟(ナイトオウル)先生のスタイリッシュかつ超高密度の作画で繰り広げられるアクションはとにかく見応えありすぎる。 旧文明の遺産として現代銃火器がジャンジャン登場して異形のものに火を吹くのにテンション上がらずにいられましょうか。 七月作品は『ジーザス』『闇のイージス』から入った身ゆえ、このジャンルで一体どういう感じになるのかドキドキだったのですが、安定感がスゴいです。 やはりキャラクターの心情描写と連動して重厚な戦闘が展開されるのは、ファンタジーに舞台を移しても変わらず! 力が欲しいときにもちゃんと汝に問うたりしてくれます。 物語もガラミィの持つ大剣と「鍵の書」の関係など、ファンタジーならではの壮大な謎が明らかになってきているところなのですが…。 ネックなのはずっと連載が止まっていること…。 皆さまなにか情報があれば教えてほしいです。 後生だ頼む…再開してくれ…!!