あらすじ大山一曹の痛恨の死を乗り越え、昆虫学者・村瀬とその孫・れな、隊員たちと共に山道を進む亜蘭。一方、山中にある巨大な穴の前にやって来たテロリストたちは、その穴に爆薬を落とす。轟音と同時に、その穴からはい出してきた者たちとは…!?巨大昆虫vs対テロ特殊部隊、驚愕のサバイバル・アクション、堂々完結!!
自分がフィクションで初めて特殊作戦群っていう部隊に触れたのが本作だったのでよく覚えています。特殊作戦群デビューですね。 他の作品だと巨大化する虫や生き物って一種類に絞られてることもあると思うのですが、本作はタイトルに「バグズ」とある通り、スズメバチに始まりカマキリ、クモとバラエティ豊かな昆虫たちがデカくなって立ちふさがってくる大盤振る舞いの作品です。虫の生態に詳しくなれること間違いなし。 七月先生原作だけあってミリタリー描写がどっしり屋台骨になっているのも魅力だと思います。人知を超えた脅威に組織で立ち向かうっていう点で、今だったら『シン・ウルトラマン』とか見た人が読むと面白いのかも?