あらすじ

同僚の「片桐さん」との恋を始めた正宗は陽子との思い出と現実に挟まって思い悩む。その原因が自分にあると思ったコハルは、家を出た。小さな背中に全てを背負って…。涙が乾く頃、凸凹親子が迎えた素敵なエンディングとは?感動の最終集。
マイガール 1巻

平々凡々とした毎日を送る青年・笠間正宗のもとに、恋人の訃報と一緒にやって来たのは、コハルと名乗る幼い女の子。少女は、亡き恋人の陽子が残していった5歳になる彼の娘だった。ずっと自分に娘がいると知らないでいた正宗は事実に戸惑う。しかし母親が好きだった正宗といたいと願うコハルの純粋な気持ちに触れ、一緒に暮らすことを決意する。そして、大切な人を失った親子の、昨日と違った小さな新生活は始まる――。

マイガール(2)

凸凹親子の二度目の春がやって来た。コハルは一年生になって、ランドセルを背負って、お友だちが出来て……。「カンナちゃん」「お姉ちゃん」「大家さん」「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」「正宗くん」。みんなの笑顔と泪で、毎日が優しく揺れる第2集。

マイガール(3)

凸凹親子に三度目の春到来。二年生になったコハルは母・陽子が通っていた中学校に入るため入塾試験に挑戦する。ひたむきに頑張るコハルを見守る正宗。一緒に悩んで一緒に笑いながら次の春に向けて走り出した二人。そんな日々のなかでコハルは幼稚園の級友・秋と再会。いつになく意地を張り顔を合わせるたびにケンカするコハルと秋だが、複雑に絡まる秋の心を知ったコハルは……──。みんなの笑顔と泪で毎日が優しく揺れる第3集。

マイガール(4)

風が怒った雨降りの日。コハルが出会ったクリーニング屋のお姉さん・由紗は、天国にいるあの人にソックリで…。以来、二人は心の距離を縮めて仲良しになった。一方で正宗は、娘の気持ちが自分から離れてゆくように思えて、心の空が曇りがち……。

マイガール(5)

同僚の「片桐さん」との恋を始めた正宗は陽子との思い出と現実に挟まって思い悩む。その原因が自分にあると思ったコハルは、家を出た。小さな背中に全てを背負って…。涙が乾く頃、凸凹親子が迎えた素敵なエンディングとは?感動の最終集。