あらすじ

明神湊(みょうじんみなと)と妹の渚(なぎさ)の幼い兄妹は長く帰宅していない母親を待ちながら日々を過ごしていた。ある日の放課後、久しぶりに姿を見せた母親は、遊園地へ行こうと切り出す。湊は母の帰宅に安堵するもすぐに、不審な提案・言動を取る母に再び不安を募らせる。母を残し乗り込んだ観覧車に突然雷が落ち戸惑う湊。目の前には妹の渚はなく、知らない女性の死体が。そして、窓に映る自分もしらない「誰か」であった。「僕だけがいない街」三部けい最新コミックス!!
水溜まりに浮かぶ島 1巻
明神湊(みょうじんみなと)と妹の渚(なぎさ)の幼い兄妹は長く帰宅していない母親を待ちながら日々を過ごしていた。ある日の放課後、久しぶりに姿を見せた母親は、遊園地へ行こうと切り出す。湊は母の帰宅に安堵するもすぐに、不審な提案・言動を取る母に再び不安を募らせる。母を残し乗り込んだ観覧車に突然雷が落ち戸惑う湊。目の前には妹の渚はなく、知らない女性の死体が。そして、窓に映る自分もしらない「誰か」であった。「僕だけがいない街」三部けい最新コミックス!!
水溜まりに浮かぶ島 2巻
たまたま同時に乗り合わせた遊園地の観覧車に落ちた雷のせいか肉体と精神が入れ替わってしまった少年・明神湊(みなと)と犯罪者・黒松(偽名)。警察とヤクザの双方に追われる黒松(ニセ湊)は少年の人生の乗っ取りを企む。一方、突然の事態に混乱しながらもニセ黒松(湊)は妹を守るための行動に出る。交わるはずのなかった二人の人生は周囲を巻き込みながら大きく変わってゆく。「僕だけがいない街」の三部けい最新作は究極の入れ替わりサスペンス。
水溜まりに浮かぶ島 3巻
育児放棄気味の母の帰りを待っていた少年・明神湊(みようじんみなと)小5は妹・渚(なぎさ)の誕生日の前日に久しぶりに母と再会する。母に誘われ遊園地を訪れ子供たち二人だけで観覧車に乗り込む。奇しくも同じ観覧車の他のゴンドラには強盗殺人事件を起こした黒松(偽名)が居た。落雷が落ち気を失った湊が目を覚まして見たのは見知らぬ女性の死体と窓に映る知らない自分。『僕だけがいない街』の三部けいが放つ究極の入れ替わりサスペンス。第3巻は犯罪者・黒松、裏社会での通称「首折り」として扱われる湊はある男達から殺人の依頼を受ける。警察と暴力団の双方に追われる今の身で断ることは死を意味する。ギリギリまで追い詰められた彼が下した決断とは?一方、小学生の姿になった黒松は湊の人生の乗っ取りを企むが子供とはいえ別人になりすます困難に直面する。妹やクラスメート、二人が住むアパートの1階に住み兄妹の姉代わりとなっていた双葉も湊の変化に違和感を抱き始める。
水溜まりに浮かぶ島 4巻
雨の日の出来事が少年と犯罪者の運命を変える。育児放棄気味の母親の帰りを幼い妹と待っていた明神湊(みょうじんみなと)小5は突然現れた彼女と妹の3人で遊園地を訪ねる。妹・渚(なぎさ)と観覧車に乗り込んだ彼は落雷のショックで偶然、他のゴンドラに乗り込んでいた犯罪者・黒松(偽名)と身体が入れ替わってしまう。黒松の裏社会の通称・首折りとしてヤクザ同士の抗争に巻き込まれた彼は逃げ回るだけではダメだと気づく。一方、明神兄妹の知り合いの刑事が自分をはめた男だと知った黒松(ニセ湊)は着々と策を練る。男の弱みを撮影した動画を送ったその時、湊は二人の予想を超える行動に出る。『僕だけがいない街』の三部けいが描く究極の入れ替わり サスペンス、物語はいよいよ佳境へ。
水溜まりに浮かぶ島 5巻
雨の日の遊園地で偶然乗り合わせた観覧車に落ちた落雷。育児放棄気味の母に育てられていた少年、明神湊(みょうんみなと)・小5と犯罪者・黒松(偽名)は心と身体が入れ替わる。黒松の裏社会の通称「首折リ」として警察、ヤクザに追われ続けた湊(ニセ黒松)は逆襲に転じ妹・渚を取り戻す。一方、自分をはめた悪徳刑事の弱みを掴んだ黒松(ニセ湊)は少年の体のまま彼との対決を目論む。その悪徳刑事は汚名を背負って銃で殺された湊の父親の相棒だった。無関係に見えた2人の人生が過去を起点に交錯する。「僕だけがいない街」の三部けいが描く究極の入れ替わりサスペンスついに完結。
お伽の匣のレト

お伽の匣のレト

血に染まった衣をまとい、大雪の中を彷徨い歩いていた白髪の少年・レト。とあるアイヌの村に保護された彼が持っていたものは、ただふたつ。母親が何者かに殺されたという記憶と、刀身のない古い山刀だけだった──。北国剣戟伝奇浪漫、(ホッコクケンゲキデンキロマン)第1巻!! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
13回目の足跡

13回目の足跡

2018年の千葉県某市で小学校の教員として働く戸河桃弥は家族が大事な普通のお父さん。出来たばかりのマイホームで長男・逢生の退院を妻・小春とお祝いするなど小さくも温かな幸せを噛みしめていた。 だがそんなある日、1通の絵ハガキが彼の元に届けられる。その絵ハガキに書かれた内容が“平凡”だった彼の日常を不穏当なものへと変貌させていく…!!“平凡”な家族が小さな幸せを手にするため、“過去”に立ち向かうヒューマン・サスペンス開演!!「電子書籍限定1P描き下ろしあとがき漫画付き!」
魍魎の揺りかご

魍魎の揺りかご

『死』への揺らぎに、眠りつくは賢人。駄駄(だだ)を捏(こ)ね、生き場を求めるは愚者。赤子が零(あや)し、魍魎(もうりょう)が笑うこの“檻(かご)”は最早、舵を失った船のように、ただ彷徨うことしかできない──…。
鬼燈の島―ホオズキノシマ―

鬼燈の島―ホオズキノシマ―

家庭に問題のある子供達を引き取る施設『鬼燈学園』。そこには、知ってはならない『秘密』がある――。“登ってはいけない階段”。“書き殴られた悲痛の叫び”。“白いワンピースの少女”。そして“嘘が得意な大人達”。自然豊かで優雅な離島が、虚偽と欺瞞で血に染まる…。
カミヤドリ

カミヤドリ

シティに蔓延する奇病・カミヤドリのため、人々の暮らしは困窮していた。管制局特捜隊のエージェント・「右腕」のジラルドは謎の少女ヴィヴィとともカミヤドリ発症者の直接処理-生体の破壊-にあたる!
神宿りのナギ

神宿りのナギ

奇病カミヤドリとの戦いを続ける人類に新たな戦士が現れた。少年の仕事は確実だが、相棒が事故死するジンクスがあった。「影刻み」の二ツ名で呼ばれる少年ナギは人類の絶望的な戦いに終止符を打つ切り札となるのか?