バーテンダーの勉強のため単身パリへやってきた佐島蓮。希望に胸を膨らませた蓮だったが、スリに遭い、お金もパスポートも失ってしまう。やがて路地裏のバーへ辿り着くが…!?
パリの路地裏のバー「ラ・セーヌ」で、バーテンダーとしての居場所を見つけた佐島蓮。同僚の計らいで得た休日に街に出たところ、そこで悩める日本人の女の子と出会い…?
一人で抱え込むには大きすぎる悲しみ。そんなものと直面した時、必要とされるバーテンダーでありたい。今宵最初のお客様は、一見軽薄な遊び人。だが、その魂には大きな傷が…?
人は去っても、その夢はレシピとして永遠に残る──。そんなオリジナルカクテルを作るヒントを得るため、蓮はついに佐々倉溜がパリに残した「神のグラス」と対面する…!!
運命に導かれるように、カクテルコンテストへの出場を決めた蓮。過去を見つめ、未来を切り拓く一杯を創ろうとするが、銀座の老舗バーで修業してきた思わぬライバルが現れ…?
出会いがあれば、別れがある──。カクテルコンテストを通じて己と向き合い、過去と訣別した蓮。一方で、銀座の名バーテンダー・守屋との出会いが、蓮の未来を大きく変え…?