あらすじ

クレオパトラとアントニウスの連合軍は、アクティウムの海戦で敗北。勝利したオクタヴィアヌスは、クレオパトラを手に入れるために卑しい条件を差し出してきた。危しクレオパトラ!だが、クレオパトラには数百年続いたプトレマイオス朝の誇りがある!劇的な最終巻!
クレオパトラ 1巻
【フルカラー作品】紀元前70年にエジプトに誕生したクレオパトラ。かつての強い王朝を復活させ、エジプトを守るためなら、娼婦にもなろう、という強い意思を持つ古代エジプトの女王・クレオパトラの血みどろの権力闘争と一途な愛。『女帝』の倉科遼を原作者に迎え、権力と愛の狭間で悶える美貌のクレオパトラの肉体と心をスーパーリアル描写の叶精作が見事に描く“女帝パワーアップ世界版”!
クレオパトラ 2巻
王位に就いたクレオパトラと宦官ポテェノスにそそのかされた弟との骨肉の争いが始まる。仲裁という名目でローマの最高実力者カエサルがアレクサンドリアに乗り込んでくると、一計を案じたクレオパトラは、ある貢物をカエサルの許へ届ける。その貢物の中身とは一体?
クレオパトラ 3巻
エジプトを守るため、ローマの独裁者・カエサルに身を委ねたクレオパトラは、息子ユリウス・カエサリオンをもうけるが、カエサルの妻・カルプルニアの反感を買う。嫉妬に狂ったカルプルニアは、「あの女がエジプトの女王なら、私は世界を支配する大ローマの女帝となってやる」と決意する――。
クレオパトラ 4巻
カエサルによる神殿完成披露式典でローマ市民から大反発を受けたクレオパトラだが、この大反発は裏で画策されたものであった。カエサルは終身独裁官という地位を得、精力的に領土拡大に邁進した。だが、力が増すほど元老院からの反発も大きくなった――。
クレオパトラ 5巻
稀代の英雄、カエサルは元老院のメンバーによって暗殺され、エジプトとローマの恒久平和を築こうとしたクレオパトラの目論見は、はかなく消えた。しかし、クレオパトラの味方には、ローマ執政官のアントニウスがいた。だが、カルプルニアはなおも陰謀を画策する――。
クレオパトラ 6巻
クレオパトラを愛するアントニウスとカルプルニアの傀儡・オクタヴィアヌスの覇権争いは、カエサル暗殺の首謀者たちを討つため一時休戦となった。だが、それもすべて悪妻カルプルニアの企みであった。そしてついにアントニウスとオクタヴィアヌスの雌雄を決する戦いが始まった――。
クレオパトラ 7巻
クレオパトラとアントニウスの連合軍は、アクティウムの海戦で敗北。勝利したオクタヴィアヌスは、クレオパトラを手に入れるために卑しい条件を差し出してきた。危しクレオパトラ!だが、クレオパトラには数百年続いたプトレマイオス朝の誇りがある!劇的な最終巻!