あらすじ大ヒット作『路地恋花』の麻生みこと最新作!ここは駅にも浜にも温泉にも遠い「とびうお荘」。全3部屋のこぢんまりとした造りで、どの部屋からも海が望める。日々の喧騒を忘れてくつろげると評判のこの宿を切り盛りするのは、寡黙な主人と、住み込みで働く素性不明の仲居・梢。テレビの取材がやってきたり、家出娘が駆け込んできたりと宿は今日も千客万来。どうぞ気ままにおくつろぎください。
「3巻まではメロドラマだけど最終4巻でどんでん返しがある」とオススメしてもらったので読んでみました!なるほどダマされました!これは気持ちいいどんでん返しですね! 亡くなった高齢の父親からへんぴな海辺の民宿を継いだ主人公。元々は銀座で板前として腕を磨いていたので料理は問題なし。でも先代から働いていた中居さんも高齢で亡くなってしまった。いくら客が少ないとはいえ1人では対応しきれないということで住み込みで求人を募集したところ、とんでもない美人が応募してきたのです…! 3巻までの展開もメロドラマといえばそうだけど、こんな民宿に泊まりたいな〜と思えるようなエピソードばかりでした。伊豆にモデルになった魚が美味しい居酒屋さんがあるようなので一度行って見たいです。