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キャプテン・ニムバスが姿を消し、「生きている岩」の事件は終結した……。平和が戻ったのもつかの間、正体不明のエスパーが各地で破壊、ハッキングを繰り返す事件が発生。事件の調査に向かうロックの元には、エスパーの正体が銀河帝国初代皇帝ナガトだという報せが届く。一方、キャプテン・ニムバスの部下でただ一人行方不明となっていたヘルガは一命をとりとめていた。記憶を失った彼女は、謎の“声”に導かれながら、新たな人生を踏み出すが……。
銀河帝国初代皇帝ナガトのクローンであるヤマトと、「ソード・オブ・ネメシス」に登場したキャプテン・ニムバスの部下ヘルガ。彼ら二人は、ヘルガの願いで、異空間内のニムバスを救出する為に、「ペリグリン」研究所の「ゲート」を暴走させる。異空間内に侵入し、さらに道の空間へ飛ばされた彼らは、そこでニムバスのなれの果て「オメガ」と出会う。「オメガ」の最大最強の復讐が始まろうとしていた。
ロックがヤマトとヘルガの救出した手法をまねることで、ついに自らの肉体を取り戻した「オメガ」。その憎悪の念はまず宇宙ステーションに向けられた。ロックは音信普通となったステーションへと向かうが、そこで「オメガ」と対決。「ラフノールの鏡」ごと切断され重傷を負ってしまう。宇宙の崩壊を企む「オメガ」をくいとめるため、ヘルガとヤマト、そしてヨシノ長官が決死の覚悟で「オメガ」の下へと向かう。ロックの安否は？そして彼らはこの宇宙を救う事ができるのか!?
