あらすじ次元の狭間で10年繰り広げた魔神王との戦いを終え、街に戻ったSランク魔導士のラック。そこでは知らない間に自分が「伝説」になってしまっていた! 「真祖」と「四貴族」との熾烈な戦い――。勝利が絶望的な中、アルラウネは息子であるラックを護るため、自らの命を真祖に捧げ、皆の記憶からも消えてしまった。ラックの中から抜け落ちてしまった「大切ななにか」…しかし、彼女は真祖との戦いに備え、生前の記憶を引き継いだクローンを作っていて…!? ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
「俺にまかせてお前たちは行け」なんてかっこいいセリフを言った後10年も戦っていて、戻ってくれば死んだと思われ英雄の銅像になっているなんて~!設定が斬新で面白いです。10年経って戻ってきたら浦島太郎状態な主人公、ここからどうやって話しを進めていくのか気になって読み始めました。時間が経っても変わらぬ友情や、新しい仲間達との冒険などあるものの、相変わらず強くて優しい主人公、もう成長の余地は無さそうだけど、だからこそ安心して読めます。