あらすじ束の間の穏やかな時間、結実する愛…皇帝の診察を終えたエリーゼの前にリンデンが現れ、“誘拐”と称し、エリーゼを郊外に連れ出す。仕事のことを忘れ、楽しいひと時を過ごすふたりは互いへの想いをさらに深めていく。しかし、エリーゼの脳裏にはある心配事が過り――!?大人気転生ファンタジー、第11巻!!
3度目なのにあまり動揺して見えない。 もしかして私以外の人たちは前世の記憶があって、これが普通なの?と思ってしまうレベルで、すんなりと適応している。 『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』も7回目にはテキパキしていたから、これも転生モノのお約束なんだろうか。 そして転生モノのお約束で、よりよい人生を生きるため、未来をよりよいものにするため、主人公は切磋琢磨する。 医者になって人を救うことが性に合っていた主人公のエリーゼは、過去の自分がねだった皇太子との婚約を破棄してでも医者になりたいと望んだ。 それと同時に過去の自分がおかした家族皆を失う非道行為を改めた。 1度目の人生へ戻ったものの、2度目の人生を経て30年が経過しているので、いろいろ達観しているっぽい。 考えてみたら1度目の人生の年齢と合わせると50年は経過しており、さすがに10代の過ちは犯さないのかもしれない。 ちなみに、あまり見ない名前に展開だなと思っていたら、韓国発のウェブ小説をもとにしたウェブトゥーンだったらしい。新鮮でおもしろい。 日本以外でも転生モノが読まれるだけでなく、書かれていると考えると、なおさらおもしろい。 ちなみにウェブトゥーンだけど、1ページになったコミック版?もあるのでウェブトゥーンが苦手な方も安心。 国をわたってやってきただけでなく、日本でアニメ化もしているので、おもしろいと思う方はきっと多い漫画だと思う。