あらすじ

吉之介(きちのすけ)の娘を育て上げ、死にゆく彼女を吸血鬼にして永遠の死を共有した黒澤龍一(くろさわ・りゅういち)。その後、人間達の血を吸い尽くして殺していくようになった彼女の言葉に影響された女教師・佐伯(さえき)や生徒達は、全員が血を吸われたがって、その場は混乱状態になってしまう。その時、上条真紀子(かみじょう・まきこ)に血を吸われたいと言い出した岡田(おかだ)に、龍一が一喝して……!?壮大なスケールのエンディングを迎える完結巻。
DEADMAN 1巻

昭和51年の春、県立麗鵬高校に入学した上条真紀子(かみじょう・まきこ)は、イギリス帰りの不思議な男子生徒・黒澤龍一(くろさわ・りゅういち)と出会う。ずば抜けた能力とただ者ではない雰囲気を醸し出す龍一は、生徒達から“伯爵”と呼ばれて一目置かれる存在となる。そんな彼を慕って告白した女生徒・森島(もりしま)は、龍一にその喉元へ牙を突き立てられ、血をすすられて……!?

DEADMAN 2巻

黒澤龍一(くろさわ・りゅういち)と対峙した女教師・佐伯(さえき)は、彼に影響されて性衝動を制御できなくなり、同僚教師・小池(こいけ)とSEXしようとする。小池を誘いながらも拒絶して罵倒する、そんな正反対の行動を繰り返す佐伯は、寸前のところで教師の高杉(たかすぎ)により止められて正気を取り戻す。そして、自己嫌悪に陥った佐伯は、その帰り道、何者かに襲われて体中の血液を吸われ……!?

DEADMAN 3巻

黒澤龍一(くろさわ・りゅういち)が吸血鬼だと知った上条真紀子(かみじょう・まきこ)と岡田雅彦(おかだ・まさひこ)。龍一の言葉が真紀子を支配しようとしていると考えた岡田は、その場を逃げるように彼女を連れて帰っていく。その帰り道、龍一に真紀子を奪われたくない一心で彼女を説得する岡田は、意外にも真紀子から好きだと告白される。晴れて両想いとなった岡田は、龍一の毒牙から守るために真紀子とSEXを……!?

DEADMAN 4巻

すべての謎を知るために黒澤龍一(くろさわ・りゅういち)の家へ集結した上条真紀子(かみじょう・まきこ)達。そこで龍一と対面した真紀子の祖母・トメは、彼が30年前に命を救ってくれた恩人だと涙ながらに語り出す。その時、何十年も生きているのかと尋ねてきた真紀子に、龍一は自分は紀元前3562年から15歳のまま死に続けてきたのだと話し出して……!?

DEADMAN 5巻

紀元前3562年から存在し続ける黒澤龍一(くろさわ・りゅういち)は、戦国時代に上条真紀子(かみじょう・まきこ)とそっくりな侍・吉之介(きちのすけ)と知り合い、ともに旅をしていく。その後、二千年以上存在し続ける織田信長(おだ・のぶなが)の家来になった龍一と吉之介は、独自の考えで平和な世界を創造しようとする信長の影として働くことになる。そこで女と交わりたくさんの子を作れと信長から命令された吉之介は……!?

DEADMAN 6巻

吉之介(きちのすけ)の娘を育て上げ、死にゆく彼女を吸血鬼にして永遠の死を共有した黒澤龍一(くろさわ・りゅういち)。その後、人間達の血を吸い尽くして殺していくようになった彼女の言葉に影響された女教師・佐伯(さえき)や生徒達は、全員が血を吸われたがって、その場は混乱状態になってしまう。その時、上条真紀子(かみじょう・まきこ)に血を吸われたいと言い出した岡田(おかだ)に、龍一が一喝して……!?壮大なスケールのエンディングを迎える完結巻。