あらすじ廣島連合の頭の座を狙って佐々木が動く…佐々木の卑劣な策にはまり、倒れていく仲間達。止まらない佐々木の狂気に遂に司がキレる!屈辱に沈む司に、ある日、龍次が佐々木を倒すために組むことをもちかけ、ここに危険な野獣の魂が一つになった!第17巻。
ネットもない時代に、弟がどこから情報を仕入れてきたのか不思議なのですが、ヤングキング(少年画報社)で連載していた本作の単行本を全巻買ってきました。 「ヤングキング」も「少年画報社」も初めて聞く単語だったし、あまり当時メジャーな作品ではなかったので、そこまで期待はしてなかったのですが、ある時学生特有のあまりのヒマさに手に取ってみることに。 ぶち面白す!!! ギャグとシリアスなシーンとのバランスが素晴らしいですね。ギャグも面白い!しかもヤング誌連載だからか話が時々かなり刺激的で、それもちょっぴり大人を感じさせられて思春期の私の心にグサリときました。正直同時代に少年誌で連載されていた他のヤンキー漫画の何百倍も面白いと感じ、友達にも「えっ、まだ〇〇(ヤンキーマンガ名)読んでんの??」とだいぶイキがってしまってました。 舞台が広島で「ぶち」「じゃけえ」などの方言が多用されており、そのおかげで大学入学後、広島出身の人とすんなり友達になれた、ある意味恩人的なマンガです。 マイナーなマンガだとばかり思っていたのですが、先ほどググったら、なんと実写映画化されていたのですね・・・まぁ面白いので当然です。