北城百畫帖/AKRU COMITIA-海外マンガフェスタ2017
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1935年の台湾を舞台に、懐かしさや驚きに溢れた当時の様子を再現。そこには夢のような台湾博覧会が賑やかに開催される中、ひっそり図書室で本を読んでいる少女、そして、空に憧れ飛行機を眺めている少年がいた。当時の台湾社会におけるロマン満載の綿密な歴史背景に、幻想的なファンタジーを構築し進行していく、高い画力と構図によっ...
1935年の台北城は、夜であっても、眩しく奇異な輝きを放つ、夢のように美しい場所だった。そんな台北城の一角に、百畫堂という名のカフェーがひっそりと建っていた。一階と二階には、甘いデザートに、氤?な香り、その中を忙しく往来する女給たち。三階は、関係者以外立ち入り禁止となっている、店主の書斎。ここには、豊富な蔵書、多様な収蔵品のほかに、一般の人には見えない幽霊と妖精が潜んていて……。『北城百畫帖』は史実にファンタジー要素を注ぎ、奇妙で懐かしい台湾を再現した作品。さぁ、あなたも当時の台湾に思いを馳せ、台湾の「昭和浪漫」に浸ってください。