それはおぞましく、惨たらしく、そして、あっけなく…。戦渦に転がる真実の欠片をあぶり出す戦場オムニバス第1巻。格好いい戦争など、ありはしない。
戦場で、ヒトは闘う。敵の銃口に抗い、もがく。いつしかヒトは、“死神”となる。敵を殺し、未来を奪う。常識など通じるものか。ここは、戦場なのだ。
迫り来る敵。忍び寄る死の影。生きるために、生かすために。唯1機の、ヴァンツァーが征く――決死のヴァンツァー戦と共に、「楽園の果実」編――完結。
敬虔なる者が、生き残るとは限らない。獅子として死ぬか、豚として生きるか。戦場で迫られる究極の選択。硝煙の彼方に、神の姿は見えるか――?
戦場で殺した、数知れぬ兵士達。その怨念に導かれるように、男は再び地獄への途に就いた。呪いの歌が木霊する。「ここが」「お前の」「居場所なのだ」と……。
巨大な“人形”が天空より放つ、死の接吻。地獄の業火が、地を這う羊の群れを飲み込んでゆく。…クイーン・オブ・マッドネス――死を誘う者の名。生き残った羊どもに、活路はあるのか――。
それは、神の悪戯か。“万能”の中に垣間見える、一分の「隙」。挑むか、逃げ続けるか。決断のモーター音が、神の嘲笑を掻き消す――!!
愛する人々の微かな面影も、追憶の空へと旅立つ。失うものは、何もない。殺戮への呵責も、死の恐怖でさえ…。完全なる兵士となった男の、最後の戦いの時――迫る。
戦いを終わらせるため、暗き坑を進み目指すは、敵の中枢。決死の奇襲作戦の行方は――!?
弟を救いに旅立った兄は今、胸を張って故郷への帰途に就く。命懸けで守りたいものがあるなら…その価値があるなら。人には“それ”を選択する道がある。~DOGLIFE&DOGSTYLE~最終章。――守るべきものは、あるか?
ゲームの名前は知ってるけどやった事なかった、そんな何も設定や世界観を知らない私でも充分すぎるほど面白い。 太田垣先生が携わっているものの、作画は謎の「C.H.LINE」という人物が担当しているという。 この方、めちゃくちゃ上手い。 上手くその時代を指す言葉を知らないのだけど、それこそ大友克洋や士郎政宗、坂口尚、皆川亮二のような空気感を持っている。ミリタリーやSFを描くために生まれてきたのでは…と思うぐらいに。 シティポップ聴きながら読みたい80sな香りを出しつつ、絵柄や構図や展開(見せ方?)はしっかり現代的。 世界の惨さの表現では前述の大御所を上回る作品であり、短めのストーリーが続くのもまた良い。 騙されたと思って3巻まで読んでみてほしい。
ゲームの名前は知ってるけどやった事なかった、そんな何も設定や世界観を知らない私でも充分すぎるほど面白い。 太田垣先生が携わっているものの、作画は謎の「C.H.LINE」という人物が担当しているという。 この方、めちゃくちゃ上手い。 上手くその時代を指す言葉を知らないのだけど、それこそ大友克洋や士郎政宗、坂口尚、皆川亮二のような空気感を持っている。ミリタリーやSFを描くために生まれてきたのでは…と思うぐらいに。 シティポップ聴きながら読みたい80sな香りを出しつつ、絵柄や構図や展開(見せ方?)はしっかり現代的。 世界の惨さの表現では前述の大御所を上回る作品であり、短めのストーリーが続くのもまた良い。 騙されたと思って3巻まで読んでみてほしい。