夢と暴力に溢れた開拓の時代、アメリカ、カリフォルニア州北東部にて――。秘密捜査部に採用されたブラッドはアッシュのチームで活動していた。不死の怪異を相手にする彼らの活動は、しかし深刻な資金不足見舞われている。彼らの前に立ちはだかるのは鉄道会社ローズベルト&カンパニーの若き社長ザカリ―・ローズベルト。古き良きアメリカを舞台に、男たちは因縁と対峙する――!! 神絵師ザキコ×大人気シナリオライター牧野圭祐の最強タッグがおくる最強エンタメ 、ついに衝撃の完結!! 贖うべき罪を持つ者よ、過去は荒野に葬れ。そして、果てなき荒野を駆けろ!!!!!
かねてよりファンだったザキコ先生が商業で単行本を出されていることに気付き買った作品。絵は言うまでもなく超美麗…!主人公のドールのような顔立ちと、虹彩の筋が美しいガラス玉のような瞳にはうっとりしてしまう。 舞台はダークという怪異が蔓延る19世紀のアメリカで、「西部劇×ダークファンタジー」という世界観が超スタイリッシュ。スティール・ボール・ランとD.Gray-manを足してゼロサムで割ったという仕上がりで、ハマる人には絶対ハマるお洒落でかっこいい作品になっている。 全2巻と短いけどすごく雰囲気があって、もっとこの世界を見ていたかった。