あらすじ

ここは秋葉原(in異世界)の片隅にある小さなゲーム開発室『えいえんソフト』。先日、外注作業を引き受けていたゲームを(18禁シーンが混入というトラブルはあったものの)なんとか納品し、次は自社タイトルの発売をと意気込んでいた。しかし、そのやる気を削ぐ異常事態が発生。猛暑の最中にエアコンが故障してしまったのだ。修理するにしても先立つものない……そんなときゲーム業界の頂点『鬼畜王ソフト』から高単価&エアコン付きのヘルプ案件が舞い込んできて!?
誰が喚んだの!?  ~異世界とゲーム作りとリクルート召喚~ 1

――数年前、クリエイターだった久保俊徳を巻き込み、秋葉原は街ごと異世界へと転移した。現在、俊徳はここ秋葉原(in異世界)の片隅にある小さなゲーム開発室を率いていた。だが、エルフや獣人、魔族といった一風変わった制作メンバーは、スキルも足らず、発売延期が繰り返されるばかり。俊徳は考えた。これはもう“ヘルプ”を呼ぶしかないと。これは、異世界におけるゲーム制作と、現世からクリエイターを召喚しようという無謀な計画の実録である。

誰が喚んだの!?  ~異世界とゲーム作りとリクルート召喚~ 2

ここは秋葉原(in異世界)の片隅にある小さなゲーム開発室『えいえんソフト』。先日、外注作業を引き受けていたゲームを(18禁シーンが混入というトラブルはあったものの)なんとか納品し、次は自社タイトルの発売をと意気込んでいた。しかし、そのやる気を削ぐ異常事態が発生。猛暑の最中にエアコンが故障してしまったのだ。修理するにしても先立つものない……そんなときゲーム業界の頂点『鬼畜王ソフト』から高単価&エアコン付きのヘルプ案件が舞い込んできて!?