あらすじ落語家・四葉亭慎之介には、忘れられない女いる。捨てられない安物の時計がある。二人で夢をかなえようと約束したけれど、その約束は果たされることなく離れ離れになった慎之介としおり。かつて愛したしおりは、今はもう誰かの妻。仕事で成功したけれど満たされない心。一方のしおりは…? そんな二人が同窓会で再会し… この作品は前・後編の読み切りとして雑誌掲載されたものです。