あらすじ

ケーマはダンジョンに侵入した狼モンスター・リンと交渉し、辛うじてコアへの攻撃を止めさせることに成功する。だが、その結果リンがダンジョンに居着いて新たな悩みに…。さらに聖王国から派遣された聖女まで村へとやってきてダンジョンを破壊する気満々のようで一難去ってまた一難。「ダンジョンの破壊権を――頂けますね?」 普通の聖女であれば好きにさせていても諦めて帰ると思いきや、「死に戻り」という無限復活スキル持ちであることが判明。倒しても死なない難敵にあらゆる手段で対抗するケーマだったが、聖女はケーマが自身に惚れていると勘違いしてきて……!? 原作者・鬼影スパナ書き下ろし短編小説収録。
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 1巻

三度の飯より寝るのが好きなダメ人間・増田桂馬が召喚されたのは、山賊によりコアルームを占拠、制圧されている完璧に“詰んだ”ダンジョンだった。「このダンジョン、いきなり終わってんじゃねーか!」ダンジョンのコアである金髪美少女・ロクコから状況を聞くうちに、桂馬はうっかりダンジョンと命運を共にする“ダンジョンマスター”に設定されてしまう! ――絶体絶命ダンジョンと一蓮托生だと!? 寝るのは好きだが永眠はまだまだ遠慮したい男のダンジョン運営ミッション、スタート!

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 2巻

ダメ人間のダンジョンマスター・ケーマと、ちょっとおバカなダンジョンコア・ロクコの二人が運営するダンジョン【ただの洞窟】に場違いな美女が来訪する。その正体は、帝都にある巨大ダンジョン【白の迷宮】のダンジョンコア・ハクであった。彼女はロクコを溺愛するあまり、傍にいる邪魔な男……つまりケーマを追い出すべくダンジョンバトルを挑んできたのだ! 「勝ったらマスターと認めてあげる。でも、負けたらうちのダンジョンで働いてもらうわよ」――危機的状況を脱した思ったら、働かされるとかマジ勘弁! 仕方がないからこのダンジョンバトル、本気出す。

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 3巻

【白の迷宮】とのダンジョンバトルに勝利し、膨大なDPを得たケーマはあぶく銭を活かして、『ダンジョン宿屋化計画』に着手する。宿屋経営には、この異世界に精通し接客ができる人材が不可欠。そこで、ケーマはニクに続く労働奴隷の購入を決心し、冒険者ギルドに紹介してもらった商館で品定めを開始したのだが――「おにーさんがご主人様候補なん!? うち、お買い得やでー!」早々に奴隷からの猛烈アピールを受ける。だが、この女奴隷有能ながらも曰く付きのようで……。【ただの洞窟】に来るのは問題児ばかりなのか!? ケーマの“働かない”日々を目指すダンジョンマスターライフ、第三巻!

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 4巻

ダンジョン【ただの洞窟】は、ケーマの手による進化がギルドにもバレてしまい【欲望の洞窟】に名を改めた。訪れる人の増加を見越しダンジョンに併設した宿屋もオープン「働かずに稼げるダンジョン運営」が整ったはずだったが、宿屋に泊まったハクにより、過剰なサービスなど改善点を指摘されてしまう。さらに、その際にハクからもたらされた情報にケーマは肝を冷やすことに……。「知ってるかしら。この山にはもう一つダンジョンがあるのよ」 フラグ過ぎる情報からは、ダンジョンバトルの臭いがプンプン!? 今度の相手はサラマンダー&ドラゴンが牛耳る【火焔窟】。怒れる格上ダンジョンと、いざ真っ向勝負!

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 5巻

お隣のダンジョン【火焔窟】とのダンジョンバトルに勝利し『ツィーア山貫通トンネル』を得たことで、ケーマたちのダンジョンに訪れる利用者は増え、図らずも忙しくなってしまう。そして、接客対応を任せていた奴隷少女・ニクが倒れたことでようやくケーマは、抱えていた根本的な問題に気付く―― 「……人手不足だ!」 ロクコやケーマの正体が秘密である以上、簡単には人を雇えない! この絶望的な状況を打開すべく、ケーマは貴重なDPを使って人型の魔物を召喚することを決断するのだが……。はてさて召喚した三人の魔物ムスメたちの、実力や如何に!?

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 6巻

ダンジョン【欲望の洞窟】に来て早々、ロクコにプロポーズしてきた勇者・ワタル。ケーマとロクコの間を引っ掻き回すだけでなく、どうにも怪しい動きを繰り返すので、業を煮やしたケーマがさいころを用いた勝負を提案し―― 「わかった。勝負しよう」 結果はケーマ自作のゴーレムさいころを使ったイカサマで圧勝! 借金漬けにして丁重にお帰りいただくことに成功する。しかし、今度はかなりヤンチャな勇者・鈴木龍(ドラゴン)が現れ、ワタルの比ではない傍若無人な振る舞いをしてきて!? ロクコやイチカたち仲間のために、さすがのケーマも本気出す!

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 7巻

ケーマが経営する宿屋に突如現れ、彼の仲間たちに非道すぎる行為を働いた傍若無人な勇者・鈴木龍。傷付けられた仲間のため、本気を出したケーマは、ダンジョンで様々なトラップを用い、鈴木を追い詰める。そして、彼を破滅へと導く容赦ない作戦を遂行し―― 「お前に助けは来ない、永遠にな……」 騒動の後片付けを終え、怠惰な日々を取り戻したケーマは、苦楽を共にしてきたロクコとの約束を思い出す。それは、相棒の証として“指輪”をプレゼントすること。ぐーたらな男も流石に指輪作りは適当に済ませられない!? 原作者・鬼影スパナ書き下ろし短編小説収録。

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで(ガルドコミックス) 8巻

勇者との騒動を片付けたケーマは、成り行きでダンジョンの周辺にできた村の村長に任命されるも平穏を取り戻していた。しかし、ダンジョンに黒い狼のようなモンスターが突如侵入! ゴーレムを総動員して撃退を図るが、連戦連敗という有り様… 挙句の果てに、ダンジョンの最奥部まで到達されてしまう。武力では敵わないと悟り、新たな作戦を考案する―― 「いざ、異種族コミュニケーションだ!」 敵モンスターに意思疎通できる可能性を見出したケーマは、上手く飼いならす方法を交渉で模索することに! ぐーたら男の“交渉術”は最強の侵入者に通じるのか!? 原作者・鬼影スパナ書き下ろし短編小説収録。

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで(ガルドコミックス) 9巻

ケーマはダンジョンに侵入した狼モンスター・リンと交渉し、辛うじてコアへの攻撃を止めさせることに成功する。だが、その結果リンがダンジョンに居着いて新たな悩みに…。さらに聖王国から派遣された聖女まで村へとやってきてダンジョンを破壊する気満々のようで一難去ってまた一難。「ダンジョンの破壊権を――頂けますね?」 普通の聖女であれば好きにさせていても諦めて帰ると思いきや、「死に戻り」という無限復活スキル持ちであることが判明。倒しても死なない難敵にあらゆる手段で対抗するケーマだったが、聖女はケーマが自身に惚れていると勘違いしてきて……!? 原作者・鬼影スパナ書き下ろし短編小説収録。

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで(ガルドコミックス) 10巻

ダンジョンコア破壊を狙い何度も挑んでくる聖女に、あらゆる悪知恵で対抗していくケーマたち。だが、ケーマの行動を“好意”と勘違いした聖女とロクコの間でパートナーの座を巡るバトルが勃発! 「ダンジョンを攻略できなければケーマも諦める」という約束が恋する乙女と化した聖女を本気にさせてしまい――!? 「迎え撃つぞ、新型ゴーレムのお披露目だ!」 防衛の要だったリンも突破され、コアへと迫る聖女に腹を括ったケーマはついに切り札を投入。迷惑侵入者をまとめて撃退する一か八かの総力戦に出る!! 漫画家・七六描き下ろし短編漫画収録。

絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで(ガルドコミックス) 11巻

ロクコと同期のダンジョンコアたちを相手取った、三つ巴のダンジョンバトルが開幕!! さらに監督者としてロクコの保護者ハクがチームに加わり、彼女の面子の為にもケーマは渋々優勝を目指すことに。得意の悪知恵を活かしたギミック戦術で今回も楽勝! …と思いきや、相手チームの中でも屈指の戦闘狂で知られる666番コア・アイディのパワー戦術に大苦戦!? 「なんて愛おしい戦い…もっと愉しみましょう?」 三者三様のプライドを、そして平穏な安眠を賭けて絶対に負けるわけにはいかないバトルの行方や如何に!? 原作者・鬼影スパナ書き下ろし短編小説収録。