あらすじ立ち食いそば、牛丼店、ラーメン店…ここが私の飲み処。紅河明(ベニカワメイ)はコスメ会社の広報部に勤務する28歳。仕事もできて、スタイル抜群。憧れる人も多いが、やっかみも多い。そんな彼女の密かな楽しみは、チェーン店、それも居酒屋ではなく、チェーンの丼店、ラーメン店、カフェで食事をとりながらさくっと飲むこと。働く女性に贈るちょいグルメストーリー。ちょい飲みで今日をリセット。一人で飲むから弱音をはける。
キャリアウーマンの紅河メイ。 美貌と華やかさと裏腹に、リーズナブルなチェーン店飲みが大好き。 一人でチェーン店ちょい飲みをして「なまらうみゃ〜」となる、ひとときは張り詰めていた緊張の糸が解け、等身までも縮んでしまう。 という設定をベースに、化粧品会社に勤務する紅河メイのお仕事まわりの話と、作者のコナリミサトさんPresentsと思われるチェーン店呑みメニューの話が進んでいく。 どうしてこの作者の描く呑み話は、こんなにも美味しそうなんだろう。 店名からリアル店舗を推測して、料理を再現できるのもすばらしい。 デフォルメされた料理からあの料理ねと想像力をかきたてられ、ヨダレそそる主人公による「なまらうみゃ〜」詳細解説に食欲が急上昇する。 そういえば、ドラマ版を放送しているとき、作者がリアル店舗のメニューを用意して、放送内容と同じメニューを食べていた。懐かしい。 呑み話と、紅河メイの身の回り話と。 どちらも主従つけがた位ほど楽しく、テンポよく読めるマンガ。